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206+ ……だと?

ぶっちゃけ、最近のプジョーって売れてないだろ。比較的ディーラー数の多い名古屋でも走っているプジョーは206、307といった一世代前のモデルがほとんどで、最新の207、308は滅多に見かけない。その新車を売るディーラーでさえ徐々に減っている有様だ。まさに右肩下がり。終わりの始まり。206、307のヒットは刹那の夢だったのか?
そんな中、発売から10年以上経ったプジョー206が大幅なフェイスリフトをして207そっくりになり、「206+」と名前を変えて発売することになったそうだ。
http://www.carview.co.jp/news/1/103435/
まあ、ヨーロッパでの話だけどね。
個人的に言えば車格が上がり、値段も上がった207や308を欲しいとは思わない。デザインについては、最初は「なんじゃこりゃ!」と思いもしたけれど、今は見慣れてきたせいか嫌いではなくなった。だから、206+が日本でも発売になったら……う~ん、買っちゃうかもな(笑)
でも、以前206を所有した経験から、毎日通勤に60km近く走り、年間の走行距離が2万kmほどといった使い方では、維持費がけっこうかかる。ハイオク仕様だし、国産車と比べると細かいトラブルが多いし、消耗品の交換サイクルが短いし……。おまけにちょっとした部品を交換するにも、やれ、フランスから取り寄せで時間がかかるとか、お金がかかるとか……。
やっぱ、今のアクセラを買い換える段になってみないとわかんねえ(笑)
アクセラは車検を一回通して5年目くらいに買い換えようかと思ってたけど、このご時世、二回目の車検も通して7年乗ってもいいかなと思っている。なんたって、アクセラは細かい不具合も含めてノートラブルだし。

ライオンよ、縁があったらまた会おう

さて、206との付き合いも今日で最後というわけだ。明日は入れ替わりで新たな相棒マツダ・アクセラスポーツがやってくる。その前に206についてまとめておこう。
206は1999年型206XTと2003年型206SW/S16の2台で通算8年弱乗ったことになる。XTはいちばん安い廉価グレードでSW/S16は中古購入ながら最上級グレードだ。
乗り味はどちらかというとXTのほうが好きだった。SW/S16は2000ccのスポーツグレードだけあって足は硬く通常の使い方では乗り心地がいまいちだ。XTは柔らかいというよりは、しなやかな乗り味でワインディング路などでも粘りがあった。振り返ってみると、XTからSWに乗り換えるときに1600ccのSW/XSにすればよかったかな、と思う。なんというか、SW/S16は自分には過ぎた車で扱いが難しく感じられた。
実用面ではワゴンボディで5ドアのSWのほうが圧倒的に使い勝手がよかった。居住性は両者とも前席優先のパッケージングで後席ははっきりいって狭い。SWは長いルーフのおかげでリアウィンドウから直射日光が差さないので、この点だけは後ろに座る人には好評だった。
206購入の決め手となったのはエクステリアだったが、そのスタイルはいまでも魅力的に映る。正直めっちゃかっこいい。次期愛車がアクセラに決まってからも通勤で206に乗り込むとき、206の姿を惚れ惚れと見て、自分は早まったことをしたのではないかと思ってしまう。206のように斬新かつ落ち着いた雰囲気の車は他ではあまり見られない。当のプジョーですら206の後に出てきた車はなんか変な方向にいってしまっている。「次もプジョー」としなかったのは、価格が高くなってしまったのと、気に入ったスタイルをプジョーのラインナップから見出せなかったためだ。
206を買っていちばんよかったのは、不肖ながら206のHPなんぞを作り、それを通じていろいろな人たちと出会えたことだ。普通に暮らしていたのでは絶対に知り合うことのなかった人たちと知り合って自分の世界は広がった。実をいうと206を所有している間に2回の転職を経験した。リストラや倒産のためではなく自ら選んだ道だった。経験すればわかるが、転職というのは下手をすれば路頭に迷うことになりかねない、とても勇気のいることだ。しかし、私は206を通じて知り合った人たちの生き方を見て、今の自分はこれでいいのだろうかと迷い、決断することができたのだ──ま、その結果、通勤距離が伸びて乗り換えの遠因となったんだけどね。
206は私の人生を変えた車と言っても過言ではない。206があったから今の自分がある。だから私はこう言いたい……
ありがとう、プジョー206、縁があったらまた会おう。

自分に今必要な車

206に代わる車を以前からずっと考えていて、時どきブログに書いたりしてきたけど、そのときの気分で、軽がよかったり、ハイブリッドがよかったり、大きめのワゴンがよかったりで一貫性がなかった。まあ、本気じゃなかったんでしょうがないと言えばしょうがない。
でも今回、本気で買い換えることを決めて、本気で考えた──自分に今必要な車とは何ぞや?
1.燃費の良い車
買い換えのいちばんの原因なので燃費がよくないと始まらない。
2.維持費が安い車
これも買い換えの一因なので重要な項目だ。少なくとも今より、メンテ代や税金・保険が安くないとダメだ。ある国産車ディーラーのHPでメンテナンス代を調べてみるとプジョーの約半額くらいだった。だから国産車がよかろう。
3.後席が広い車
リアシートに人を乗せる機会が増えたので、これは重要。
4.年寄りが乗り降りしやすい車
206SWの前席はスポーツグレードのためかサイドサポートの張り出しが大きくて、実際に足腰の弱った年寄りには乗り降り(特に降りる時)がやりにくそうである。後席はドア開口部が狭くて同様である。これらの欠点がない車がいい。
5.そこそこ荷物が積める車
帰省時の荷物がかなり多いので、手荷物置場があればいい、というわけにはいかない。積み降ろし性を考えると荷室開口部は大きいほうがいい。だから、車両形態はワゴンかハッチバックだ。
6.大き過ぎない車
後席に人を乗せて、荷物もそこそこ載せれて、なおかつ大きすぎてはいけない。全長は4~4.5mくらいが丁度いい。小回りがきけば幅は3ナンバーでもいい。背の高い車は駐車場事情のせいでNG。
7.格好いい車
気に入ったスタイルでなければ、すぐに買い換えたくなってしまう。最低5年乗るためにはかなり重要。
8.MTで乗れる車
MTが選べる車は少なくなってきた。そのせいで選択肢はグンと狭まってしまう。でも、MTで乗りたい。
9.走りの楽しめる車
MTならばどんな車でも楽しく感じるのでMTを選べればいいかな。
こんな感じで条件を絞り込んでいったら、2台の車が浮かび上がってきた。
マツダのアクセラスポーツとトヨタのカローラフィールダーだ。
続く

思うところあって

現在の愛車プジョー206SWは来年の春に5年目の車検を迎えるが、それを機会に車を買い換えることに決めた。
▽理由その1
一昨年から職場が変わって通勤距離が伸びたため、それまでは年に1万km程度だった走行距離が倍の2万kmに増え、ガソリン代の高騰もあって燃料代が馬鹿にならなくなった。以前にも同じようなことを書いたが、やっぱり長い目で見たら負担は大きい。ハイオク仕様のエンジン、エコ運転に徹してようやく10km/Lの燃費、月に3万円のガソリン代にあなたの財布は耐えられますか? 私の財布は息切れ寸前です。
▽理由その2
今年の春からディーラーの点検メンテナンス代が値上げになったこと。それに追い討ちをかけるように、(走行距離が増えたこともあって)消耗部品の交換サイクルが短くなってきている。今年の法定一年点検は車検並みに費用がかかったよ、まったく!
要は維持費用が膨らみ過ぎてしまったわけだ。その上、住民税の増税などもあり、財布はますます軽くなってしまう。だから車にかかる費用を切り詰めようと考えているのだ。
206を手放すのは非常に惜しい──なんつーか、今の心境は大好きだったミニを手放そうと決心した時の心境とよく似ている──それでも206を捨ててどんな車に乗り換えるのかはまだ未定だ。今ぼんやり考えているのは、エンジン排気量1500cc以下の国産車って程度だ。現在、年に2万km以上走ることから単純に考えると5年で10万kmになってしまう。だから今後は、高い車を買うのではなく、安い車を新車で買って、5年サイクルで乗り換えていこうと思っている。維持費用をとことんまで削ろうとすると、究極は軽自動車になってしまうが、帰省で長距離を走ることもあるので、軽は除外するつもりである。
なお、値段が高くなってしまった今のプジョーは眼中にはない。好きなMT車を選びにくくなってしまったし……。

久しぶりに

滋賀県は琵琶湖の傍、
プジョーという車がなかったら──
206を買わなかったら──
インターネットがなかったら──
絶対に会うことのなかった人たちに会いに行った。いわゆるオフ会ってやつだ。ただのオフ会ではない。少年の心を忘れないオヤジ達の集いなのだ!(一部除く)──俺もオヤジなのかというと……まあ、想像にお任せするw
自分を除く人たちは昨日から泊まりで「弾けた」のだけど、そういう集まりがあることを知ったのはほんの1週間前。仕事もあったし、206の点検も予約していたので、やむなく日曜日のみの飛び入り参加だった。琵琶湖の畔でしばし談笑しただけだったが、懐かしい人、初対面の人に会えて有意義に時を過ごすことができた。

帰りは、来た道を引き返すのではつまらないので、昔よく通った鞍掛峠を走った。滋賀県と三重県の県境にある峠で、走りが楽しめるだけでなく、景色も楽しめるお気に入りのスポットだ。

かつて、ミニクーパーや206XTの小さなエンジンでヒーコラいいながら駆け上がった道を、206SW/S16はハイパワーのエンジンでスイスイと登っていく。オフ会がなくても、たまにはこういうところにきて、気持ちをリフレッシュさせるのもいいかもしれないな。

一年点検

そろそろ法定の一年点検の時期なので206SWをディーラーに点検に出した。
不具合はないと思っていたけど、リアのブレーキパッドがほとんどなくなっていたとのことで、パッドを交換することになった。まあ、いわれてみればリアのブレーキ鳴きが最近ひどいのはパッドが磨耗していたからかもしれないなw
フロントもかなり減ってきているようなので、こちらはブレーキディスクも一緒に後日交換してもらうことになった。また、そろそろタイミングベルトの交換時期なので、これも同時にやってもらうことにした。
う~む、車検でもないのに出費が嵩むなぁ──やはり走行距離が多いと、メンテナンス代も多いということか・・・。
点検が終わると、206SWは洗車されてピカピカになって戻ってきた。ラッキー! 明日久しぶりにプジョーオーナーの集いに行くのに洗車しようと思ってたところなんだよね。
それは置いといて、きれいになった愛車を見ると、なんかすげーかっこええ(笑)……ガソリン高騰で買い換えようかなと書いてみたが、そんな気持ちはいっぺんに吹き飛んでしまった。やっぱり気に入った道具は簡単に手放すべきではないな。

決断の時は近い?

去年の夏をピークに徐々に下がってきていたガソリン価格がまた上がり始めた。毎月およそ200Lのハイオクを給油する身とって、これはちょっと経済的に堪える。自分的には単価150円あたりがボーダーラインで、それを超えるようなら車検などの区切りに車を買い換えようと思っている……もちろんもっと燃費のいい車にだ。
206SWは乗り方を工夫することでリッター当たり10km以上をコンスタントに出せるようになってきた。これより燃費のいい車となると、もっと排気量が小さくて軽い車となるだろう。できればレギュラーガソリン仕様で単価面でも燃料代を節約したいものだ。
現在、いつも利用しているGSのハイオク単価は140円だ。206SWは今まで所有した車の中では満足度がいちばん高く、なるべく長く乗りたいが、そのためのマージンはあと10円しかない。一時期、円高の影響でレギュラー80円/Lみたいな時期があったが、おそらくもう二度とそんな時代は来ず、これからも上下を繰り返しながら長期的に見るとじわじわと値が上がっていくものと思われる。
決断を迫られる時期がもうそこにきているのかもしれない──1年後に車検だし・・・。

ぶらりドライブ

そういえば最近206の写真を撮ってないなぁ、と思い、カメラを持ってふらりとドライブに出かけた。今日のお供はNikon D200だ。
昔はよく目的もなく車で出かけたりしていたが、大体行く場所は奥矢作や奥三河など、景色がよくて走りが楽しめるところだった。そんなことを思い出して、今日は奥矢作から茶臼山高原まで足を伸ばした。

初代206を買ってからもう8年になるが、そのスタイルは全く飽きることがない。当初は斬新なイメージがあったものの、今は他のクルマが似たような釣り目デザインで、しかもえげつない感じになってきているため、206のデザインはむしろおとなしい印象を受ける。

でも、206の醸し出す小粋な雰囲気は今も昔も変わらない。街で見かけて「お、いいな」と思わせるあの感覚だ。今でもそう感じるからこそ、8年も乗っていられるんだろうな。

タイヤ交換 YOKOHAMA DNA S.drive

タイヤノイズがあまりに不快なので、会社の帰りにオートバックス某店に寄ってタイヤを交換した。
事前に、どのメーカーにどんな銘柄があるか調べて、ブリジストンの「RE-01R」とか、ミシュランの「Pilot Preceda PP2」とかがいいかな~、と思っていたけれど、在庫がなかったため、希望のサイズ(205/45R16)で在庫のあるやつからチョイスすることにした。
選んだのは、ヨコハマタイヤの「DNA S.drive」。
「DNA」シリーズは、ヨコハマタイヤのエコタイヤブランドだけど、「S.drive」はその中でも、「スポーティ」を謳う製品だ。もうひとつ快適性を重視したタイヤもあったけど、206SW/S16の性格にあうのはこっちだろうということで「S.drive」にしたのだった。
新タイヤで走った第一印象は、「206ってこんなにうるさかったのか」ということだった。
いちばんの懸念だった不快なタイヤノイズと振動はなくなった──やっぱり、タイヤが原因だった──現在206SWの走行距離はおよそ58000kmで、そのうちスタッドレスで走っていたのは大体10000kmくらいだ。前のオーナーはどんな風に乗っていたか知らないが、4~5万kmで乗り心地が悪くなったりするのは、普通のことなのかねぇ?
それは置いといて、タイヤが静かになった分、相対的にエンジンやミッションからの音が目立つようになった。XTに乗っていたときも思っていたけど、206の静粛性というか遮音性はあまりよくない。以前、同じフランス車で同じクラスのコンパクトカー「ルーテシア」を運転させてもらったことがあるが、206よりあまりに静かなことに驚いたくらいだ。
ま、206がうるさいと言ってもラジオが聞こえなかったり、会話ができないというほどではないんだけどね。

爆弾低気圧

連休を利用して爆弾低気圧で荒れ模様の北陸地方に行ってきた。何もこんなときに……と言いたくなるが、何ヶ月も前から行く予定にしていたのでやむをえない。ま、スタッドレスに履き替えて1ヶ月半、ようやくタイヤが役に立ったって感じかなw

(D200 35mmF2 プログラムオート 1/250秒 F8 ISO400 +0.3EV)
全般的にD200のマルチパターン測光はアンダー傾向のようなので露出補正をかけてみた。