MAZDA2を1週間使った感想

デミオを車検で預けている間、代車としてMAZDA2を借りて通勤に使ったのでその感想を書いておく。

MAZDA2は元はデミオで、2019年のマイナーチェンジで世界統一名称の「MAZDA2」に改名され、その際グリルやバンパーのデザインが変更になり、同じころモデルチェンジした「MAZDA3」と共通性のあるスタイルとなった。デミオと同様、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがある。

代車で借りた車はMAZDA2のガソリン車で排気量は1.5Lだった。名前は変わったものの中身はデミオからほとんど変わっておらず、運転席はほぼデミオと同じで、メーターの表示も違いがない。ヘッドアップディスプレイは若干変わっており、カメラで読み取った標識等の情報を表示したり、斜め後方に並走車がいるとレーダーで探知しているようなマークが表示される。

安全装置は自分のデミオとは大幅に進化しており、車線からはみ出しそうになると警告音がなったり、前述のように後方から接近する車がいたらディスプレイに表示されたり、バックの時も360度モニターで周囲の様子が液晶に表示されたりと至れり尽くせりだ。デミオを買った時これらの装置はメーカーオプションで選択しなければ装着されなかったはずだが、今や標準装備になっているようだ。

走ってみた感想だが、ディーゼルエンジンのデミオと比べると、何というか、軽快感があり、運転していてなかなか楽しかった。以前、1.3Lエンジンのデミオを運転したことがあったが、その時はちょっとパワー不足気味かな?と思ったが、今回の1.5Lは必要にして十分といった感じ。高速道路で加速する場面でも十分な加速が得られた。それと、同じエンジンのCX-3を試乗した時のようなギクシャク感は感じられなかった。ただ、低速でのトルク感や高速域での加速の伸びはディーゼルのほうが良いように思う。ガソリンエンジンはシフトダウンでエンジン回転を上げてパワーやトルクを稼ごうとするのに対して、ディーゼルはシフトチェンジせずにグイグイ引っ張っていく感じがするのだ。

燃費はデミオとだいたい同じで20km/Lくらい。マイカーのデミオは重いディーゼルエンジンのうえ、四輪駆動でさらに重量が増しているので、軽いMAZDA2のほうが燃費が良いと予想していたが、ほとんど違いが無いのは意外だった。ということは、ガソリンと軽油の価格差を考えると、ランニングコストはディーゼルのほうが上かな。車両価格はガソリン車のほうが断然安いけどね。

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  1. ピンバック: デミオXD 2回目の車検 – Fine Blue weblog

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