自動車」カテゴリーアーカイブ

デミオからMAZDA2へ

契約から納車まで

2016年からマイカーとしてデミオXDに乗っていたが、走行距離は10万キロ近くになり、そろそろ買い替えを考えるようになった。

次に買う車はどれにしようか。

マツダ以外のメーカーも含めて検討していたけれど、これといった車は見つからない。デミオのことはとても気に入っていたので、それに代わるものとなると最早デミオしかない。それなら今のデミオを乗り続ければいいじゃん、と思うこともあったが、塗装や樹脂部品の劣化も目立つようになり、やっぱり買い換えることにした。エンジンはまだまだ好調なんだけどね。

「デミオ」という名の新車はもう存在しないが、幸いなことに、2019年のマイナーチェンジで世界統一名称「MAZDA2」に改名され、同じ車が売られている。同じといっても毎年改良が加えられ、細かな仕様変更や装備のアップグレードが加えられているらしい。

というわけで、デミオからMAZDA2へ買い換えました。

いわゆる「DJデミオ」と呼ばれる4代目デミオが初登場したのが2014年なので、今年(2022年)で8年続いているモデルである。「設計が古い」といえばその通りだが、逆に言えば不具合などが出切った熟成されたモデルともいえる。自分のデミオでも結構重い不具合があったが、そういった対策がなされているものと期待している。

選んだグレードは「XD White Comfort」、白い内装の特別仕様車である。外装色は最近のマツダのテーマ色である「ソウルレッド」。エンジンは前車と同じ1.5Lディーゼルエンジン。ミッションは6ATである。デミオは冬場の降雪などに備えて4WDだったが、6年以上乗って「4WDでよかった」と感じたことはほぼ皆無だったので、MAZDA2では2WDを選んだ。後輪を駆動させるドライブシャフトが無い分、重量が軽くなり、燃費が良くなるかも?

昨今、新型コロナウィルス等の影響で半導体が不足し、自動車の生産が停まった、なんてニュースが流れている。トヨタの人気車などは納車まで1年以上かかるなんて耳にするほどだ。MAZDA2の場合はどうだったかというと、契約から約3か月ほどで納車となった。考えていたより早く来たと思ったものの、納車までこれほど待ったのは、プジョー206を購入した時以来だ。

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MAZDA2を1週間使った感想

デミオを車検で預けている間、代車としてMAZDA2を借りて通勤に使ったのでその感想を書いておく。

MAZDA2は元はデミオで、2019年のマイナーチェンジで世界統一名称の「MAZDA2」に改名され、その際グリルやバンパーのデザインが変更になり、同じころモデルチェンジした「MAZDA3」と共通性のあるスタイルとなった。デミオと同様、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがある。

代車で借りた車はMAZDA2のガソリン車で排気量は1.5Lだった。名前は変わったものの中身はデミオからほとんど変わっておらず、運転席はほぼデミオと同じで、メーターの表示も違いがない。ヘッドアップディスプレイは若干変わっており、カメラで読み取った標識等の情報を表示したり、斜め後方に並走車がいるとレーダーで探知しているようなマークが表示される。

安全装置は自分のデミオとは大幅に進化しており、車線からはみ出しそうになると警告音がなったり、前述のように後方から接近する車がいたらディスプレイに表示されたり、バックの時も360度モニターで周囲の様子が液晶に表示されたりと至れり尽くせりだ。デミオを買った時これらの装置はメーカーオプションで選択しなければ装着されなかったはずだが、今や標準装備になっているようだ。

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デミオXD 2回目の車検

我がデミオも納車から5年が経ち、2回目の車検を受けた。

これまで故障らしい故障は二つあり、一つは燃料噴射装置の不具合、もう一つはエアコンの故障。どちらも修理したので、車検を受けた時点では深刻な不具合はなく、標準的な整備と消耗品の交換だけで済んだ。とはいえ、深刻ではない不具合は実はあった。ドライブレコーダーがフロントガラスに取り付けてあるのだが、それを固定している両面テープの粘着力が弱いのか、時どきポロリと落ちてしまうのだ。もちろん車を預けるときにそのことを言って、しっかりと固定してくれと頼んだのだが、その時の反応が「えっそうなんですか?」ではなく「ああ、やっぱりそうなんですか」みたいな対応だったので、よくある事なのかもしれない。

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デミオXD タイヤ交換

デミオを買ってからもうすぐ4年半になるが、ここにきて夏タイヤを交換した。走行距離は約72000km。

実を言うと定期点検やオイル交換でたびたびディーラーにデミオを預けていたのだが、半年ほど前から、タイヤの山が減っているから交換したほうが良い、と勧められていた。でも、二回目の車検を機に買い換えるかもしれないし……と思って交換を保留していた。

しかし、よく考えると、デミオのことは結構気に入っているし、それを捨ててまで乗り換えたくなる新車もないし、ということで二回目の車検は受けることに決めて、タイヤも交換することにした。私は年間15000kmほど走るので、車検を受けてさらに二年乗ったら、三回目の車検前には10万km超えちゃうな、その時こそデミオの買い替え時だろう。

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CX-3 1.5Lガソリン車に試乗した感想

先日、デミオのエンジンをかけるとメーター内の警告灯が点滅しだした。レンチの形をしたオレンジ色のマークだ、

実は前にも同様のことがあり、燃料フィルターの水抜きを促す警告であろうと、特に不安に思ったりはしなかった。

これはディーゼル車特有のことであり、ガソリン車にはこの警告は出ない。こういったところがディーゼル車の面倒なところでもある。デミオの場合、走行2万キロ毎に警告が出るのだが、ユーザーを不安にさせる警告灯じゃなくて、マツコネのディスプレイに「燃料フィルターの水抜きの時期です」みたいなメッセージを出したほうがいいのではないだろうか。

それはともかく、ディーラーでリセットしないと警告灯は消えないため、マツダのお店にいって診てもらった。

作業の間、新車の試乗を勧められたので、CX-3の1.5Lガソリン車に乗ってみることにした。

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MAZDA3 SKYACTIV-Xを試乗した感想

ディーラーにデミオのオイル交換に行った際に、新エンジンのSKYACTIV-Xを搭載したMAZDA3の試乗を勧められたので、その感想を書いておく。

SKYACTIV-Xは、混合気の圧縮率を高めてディーゼルのような高トルクを発生させつつ、ガソリンエンジンの滑らかなフィーリングを持つエンジンとのこと。カタログを見る限り、従来型ガソリンエンジンのSKYACTIV-Gよりも燃費が良いようだ。

運転してみたところ、トルク感はディーゼルエンジンに似ている。ただ、アクセルを踏み込んでも室内が静かなのでパワーがぐわっと出ている感じがしなくて、いつの間にか速度が上がっている……そんな感覚だ。市中を走る短い試乗で大したことは言えないが、高速道路ではスムーズに加速できるのではないだろうか。

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デミオガソリン車の感想

エアコン修理の時、修理が完了するまで代車を借りていたのだが、その感想を少々。

車種は同じデミオだけど、自分のとは違ってガソリンエンジンだった。最近のマイナーチェンジでデミオのガソリンエンジンは1.5リッターに排気量アップしたけれど、代車はそれ以前の1.3リッターモデルだった(車検証で確認)。

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デミオXD エアコン修理

今年は梅雨が長引いたおかげで7月中旬まで気温が低かった。このままでは冷夏になるのではないかと思われたが、下旬に梅雨が明けて夏らしい気候になった。気温も35度近い猛暑となり、デミオのエアコンも全力稼働となる……はずだった。

エアコンのスイッチを入れても車内が全然冷えない!

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デミオXD 車検&ドライブレコーダ買い替え

我がデミオも納車から3年を控え、少し早めだが車検を受けた。

自分がわかる範囲では特に不具合もなかったので、通常のメンテナンスと検査のほかにバッテリーを交換するように頼んでディーラーに車を預けた。点検の結果、エアクリーナーとドライブベルトの交換を奨められたので、それもやってもらうことにした。

まあ車検の内容はこんな感じで特に所見は無い。

車検とは別に、ドライブレコーダーの交換もやってもらった。

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デミオXD インジェクター交換のその後

3月の初めごろにDPF再生が頻繁に発生する現象の対策としてデミオのインジェクター(燃料噴射装置)を交換した。

その効果のほどはどうだったのかというと次の通り

DPF再生間隔(走行距離km)
349.6
323.8
308.0
324.5
299.1
282.8

納車時に聞いた正常値が200km前後とのことだがそれよりも大幅に長くなっている。つまり一応改善されたと言っていいだろう。1~2日に1回の頻度だったのが週に1回くらいになって燃費も3km/l程度良くなっている。前の記事でも書いたが、エンジン音が静かになって快適度もアップだ。

とはいえ、上の数値を見ると徐々に間隔が短くなってきているの気になるところだ。

そんなわけでDPF再生の頻度が極端に多くなっているデミオオーナーは一度ディーラーに相談してみてほしい(処理の間隔が走行150km程度ではまだ正常の範囲内と言われるかもしれないので注意)。これは異常かな?と気になって燃料添加剤を入れるなどの小手先の対策をしてもほとんど効果がない。インジェクター交換などの根本的な対策をしなければ改善は難しいということだ。