デミオXD エアコン修理

今年は梅雨が長引いたおかげで7月中旬まで気温が低かった。このままでは冷夏になるのではないかと思われたが、下旬に梅雨が明けて夏らしい気候になった。気温も35度近い猛暑となり、デミオのエアコンも全力稼働となる……はずだった。

エアコンのスイッチを入れても車内が全然冷えない!

運転席側の吹き出し口からひんやりとした空気が出てくるものの、助手席側からは生ぬるい風しか出てこない。温度設定を最冷にしてもダメ。ダクトの奥からシューシュー音が聞こえる。ついでに言うと車内が冷えないからi-stopが働かない。

実はこの症状には心当たりがあった。プジョー206に乗っているときも同様の症状が出て、ディーラーの工場でみてもらったら、エアコンの冷媒ガスが漏れていた。運転席と助手席で風に温度差があるのは、 吹き出し口とエアコン装置との距離が関係している。近いと冷たい空気は冷たいまま出てくるけど、離れていると空気が 内部のダクトを通るうちに冷たさが失われて生ぬるくなってしまうのだ。ガスがちゃんと入っていてキンキンに冷えた空気なら、温度差は気付かないんだけどね。

そんなわけでデミオもディーラーに持ち込んで診てもらったら、案の定ガス漏れが原因だった。直すにはコンデンサーという部品を交換する必要があり、部品交換は後日ということにして、応急処置としてガスを補充してもらった。

そして待つこと一週間、本格的な夏が到来したこともあり、最速で修理してもらうために、整備工場が混雑する土日を避けて平日に修理を実施。朝10時に預けて夕方5時までかかってしまった。おかげさまでエアコンは完全復活し、車内は冷え冷えになり、シューシュー音も無くなった。かかった費用は、保証が効いたので、修理に関してはゼロ。入庫ついでにオイル交換も頼んでいたので支払った金額はオイル代と工賃だけだった(4000円くらい)。

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  1. ピンバック: デミオガソリン車の感想 – Fine Blue weblog

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