痔瘻根本治療体験記 その4

入院当日

入院は10日間の予定で、10日分の着替えやらなんやらを持っていかなければならない。入院なんて初めてのことなので何を持っていけばいいのかわからない。新型コロナウィルス感染防止のため原則面会禁止なので家の者に後から持ってきてもらうこともできないので、とりあえず必要だと思った物を旅行カバンに突っ込み、マイカーで病院に向かった。

午後2時ごろに病院に到着。

受付を済ますと、すぐに看護師が迎えに来て病室に案内される。病室は入院前検査の時に個室にするか相部屋にするか希望をきかれたのだが、私は個室を希望していた。希望の病室が空いていなければ違う部屋になることもあるようだが、幸い、希望通りの部屋に入ることができた。

荷物を置いた後、オリエンテーション。ナースステーションや食堂など施設を案内してもらい、最後に処置室でお尻の剃毛をしてもらう。

しばらくして医師による診察があった。主治医の先生とは違っていた。

午後6時前に食堂で夕食。味の薄いあっさりとした食事だったが、量は丁度良いくらいだった。

病室に戻った後、風呂に入る。ちなみに手術当日と翌日は風呂に入ることが出来ない。湯船で温まりながら、相変わらずある肛門のしこりを確認し、明日これを取るんだな、とぼんやりと考えた。手術は怖ろしくもあるが、終わればもう悩まされることはなくなる。期待と不安が入り混じる。

午後7時頃、滅茶苦茶濃いポカリスエットのような下剤を飲む。手術前に腹の中を空っぽにしておくためだ。看護師にどのくらいで効き始めるのか尋ねたら、すぐの人もいるし、朝方の人もいるし、人それぞれだという。

午後9時頃、消灯前に再び看護師がやってきて錠剤の下剤を飲む。

テレビでニュースを観た後に就寝。

つづく

痔瘻根本治療体験記 その4” に1件のフィードバックがあります

  1. ピンバック: 痔瘻根本治療体験記 その3 – Fine Blue weblog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です