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Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF.2

http://www.cosina.co.jp/seihin/cz/zf-25/index.html
「ニコンとオリンパスで高級レンズを共有しようよ!計画」第一弾。
というわけで、世界に名立たるカールツァイスの25mm広角レンズを購入。Nikon D300に着けると35mmフィルム判換算37.5mmのやや広角レンズ、OM-D E-M5に着けると50mm相当の標準レンズとなる。

D300に装着

E-M5に装着
カールツァイスはドイツの光学メーカーだけど、このレンズは日本のレンズメーカー、コシナ社が製造している。といっても偽物のバッタもんということではない。「カールツァイス」は一種のブランド名のようなもので、カールツァイス社の品質基準をパスすれば、世界のどこで作ろうが「カールツァイス」の商標を使ってもよいことになっているのだ。つまり、コシナはカールツァイス社から認められた優秀なメーカーだということだ。
装着写真を見ていただくと分かると思うが、このレンズは35mmフィルムサイズの撮像センサーにも対応しているため、それほどコンパクトではない。おまけにけっこう重量がある。持った感じは、もともと重いD300ではしっくりくるけど、小型軽量のE-M5ではずっしりくる(笑)
ピントはマニュアルフォーカスのみ。
露出制御は、マウントにニコン用の電気接点があるため、ニコン機ではプログラムAEとシャッター速度優先AEも使用可能。オリンパスはマウントアダプタを介するため、電気的なつながりはなく、マニュアル露出か実絞り式の絞り優先AEしか使えない。まあ、それで充分だけどね。
性能面でこのレンズのいいところは最短撮影距離が0.18mなところ。被写体にぐぐっと寄って取ることができるのだ。これって花なんかを撮るときにけっこう重宝するんだよね。

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マウントアダプターの誘惑

なりゆき上、いま手元にはニコンとオリンパスのふたつのカメラシステムがあるわけだが、メーカーが違うためレンズやアクセサリの互換性がない。システムの要であるレンズは高倍率の便利ズーム1本と単焦点レンズが数本という構成がいいと考えているのだが、ダブルで揃えていくとなるとけっこうなお値段となってしまう。せめてレンズを共有できて足りない焦点距離を補完できればいいのだが…………そんなささやかな願いをかなえる夢のツールがマウントアダプターである。

写真のブツはニコンFマウントのレンズをマイクロフォーサーズのボディに装着するためのアダプター。マウントアダプターは複数のメーカーからリリースされているけれど、コシナ製のフォクトレンダーブランドのものを購入した。いろいろ調べてみたらレンズ側とボディ側のマウントが両方とも金属製というのが決め手だ。他のメーカーのものはボディ側がプラスチックでなんだかやわそうなんだよね。
これでニコンのレンズをOM-Dに装着することができるわけだが、最近のGタイプと呼ばれるレンズは絞りリングがなくレンズ単体で絞り操作ができない。取り付けるだけなら可能といえば可能だが、仕組み上いちばん絞った状態でしか使えないのだ。だから実質的には絞りリングのある古めのレンズしか使えない。いま持っているレンズの中では24mm、35mm、50mmの3本が該当する。さらに、電気接点もAFカプラーもないためオートフォーカスが効かない。ピント合わせはすべて手動ということだ。撮影モードは絞り優先AEとマニュアル露出のみ対応。とまあ、いろいろと不便なことも多いのだが、まったく使えないという状況よりははるかにマシだ。
いまメインで使っているのがオリンパスのほうでニコンはレースなどのイベントでしか持ち出していない。なのでレンズを充実するならオリンパス優先だけど、マイクロフォーサーズに欲しい焦点距離がないとき、マウントアダプターがあればニコンのレンズから選ぶことができるし、サードパーティがニコン用に製造しているカールツァイスなどの高級レンズも選択肢に入ってくる。実をいえば、ほとんど使う機会のない機材を売却し、高級レンズを1本か2本買って、ニコンとオリンパスの両方のボディで活用しようと思っている。マウントアダプターはそのための布石なのである(笑)

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LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S

サーキットでレースの写真を撮る場合、かなり離れた位置から被写体を狙わなければならないため望遠レンズが必須だ。昔は500mmの望遠ズームを使っていたが、それでも長さが足りないと感じていた。できれば600mmくらいあればいい。もっとも、長すぎる望遠レンズは手ブレを起こしやすいので、焦点距離が長ければいいというものでもなかった。当時は手ブレ補正技術を搭載したレンズやカメラが全然なかったし・・・・・でも、まあ、最近はほとんどの望遠レンズに手ブレ補正機能が搭載されているか、あるいは、カメラ本体にその機能があるわけだし、超望遠に手を出しても大丈夫だろう。
というわけで買いました(笑)
LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S
http://panasonic.jp/dc/lens/lumix_g_vario_100-300.html
パナソニックの製品だけど、オリンパスと同じマイクロフォーサーズ規格で作られているため、オリンパスのボディでも問題なく使用できる。
E-P1に付けるとこんな感じになる。

焦点距離は100-300mmとなっているが35mmフィルム判換算で200-600mmの超望遠ズームだ。写真では大きいレンズに見えるが、E-P1のボディが小さいためそう見えるのであって実際はこの手のレンズとしてはコンパクトなほうだ。重さは1kgもない。
このレンズには手ブレ補正機能が付いているが、オリンパスのボディのほうにもセンサーシフト式の手ブレ抑制機能がある。両方効かせるとたがいの足を引っ張り合って役に立たなくなるんじゃないかという懸念があったものの、そんなことは杞憂だった。ただ、両方効かせたからって効果が2倍になるわけではないようだ。どちらか片方だけONにした場合、レンズ側ONのほうが効果が高いように感じられる。
今日、テスト撮影をしてみたけれど、天候等の条件があまり良くなく、公開できるレベルの納得のいく写真が撮れなかったので、またの機会に紹介しようと思う。

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ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical

コシナからちょっと気になるレンズが発表になった。
ULTRON 40mm F2 SLII Aspherical
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/sl2/40sl2/index.html
いわゆる「パンケーキレンズ」と呼ばれる薄型のレンズ。MF専用だからピントは自分の目と手であわせなければならないが、ニコン用はCPUが内蔵されるとのことなのでプログラムAEなどの自動露出は可能──なのかな?
このレンズが気になったのは、ニコンのカメラで使うのはもとより、マウントアダプターを介してオリンパスE-410に装着して使いたいと思ったからだ。前にも書いたと思うが、オリンパスのE-SYSTEMにはE-410に似合う小型のレンズがない。レンズキットのズームレンズは小さくて軽いが、それは「ズームレンズとしては」という但し書きが付く──E-410のボディに装着してみると「もっと小型であれば・・・」と思うのだ。その点、ULTRON 40mm F2は長さ24.5mmと非常に小さく、E-410に似合いそうと思ったわけだ。
ただネックなのは40mmという焦点距離。D200などのセンサーサイズがAPS-Cサイズのカメラに装着すると35mm判換算60mm、フォーサーズ機では80mmとなる。80mmという焦点距離は自分にとっては少々中途半端なんだよね。換算50mmくらいだったらよかったんだけど。
ま、今はD300用の資金を確保するために無駄遣いを控えているところなので、財布に余裕のあるときに購入を考えてみよう。

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AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

D200を買った頃、レンズのラインナップを高倍率ズーム1本と単焦点数本にしようと思っていたが、物欲の赴くままレンズを購入した結果、標準ズーム1本、望遠ズーム1本、単焦点4本となってしまった。それでだいたい自分がよく使う焦点距離をカバーできるようになったので、その後は、D80のキットレンズ(DX18-135mm)を除いて、特にレンズを買い足してはいなかった(ちなみにDX18-135mmはD80と一緒にドナドナしていった)。
だけど、望遠ズームが大型のVR70-200mmのため気軽に持ち出すことができず、少々不便を感じていた。望遠で寄せたい場面があっても望遠レンズがない!ということが結構あったわけだ。スナップ撮影用にお気軽望遠レンズのVR55-200mmでも買おうかと思ったこともあるが、それならいっそ当初考えていた高倍率ズームがいいんではなかろうか。
欲しいと思う高倍率ズームはニコン純正のAF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6Gだ。これは発売以来ずっと品薄状態が続いていたけれど、ここ最近店頭でも在庫を見かけるようになり、ふと立ち寄った会社近くのカメラ屋でもショーケースに展示してあるのを発見! そのときは買わずに帰ったが、日曜の今日、まだ残っていたら買おうと札束握り締めてお店に行ったのだった。
すると、ありました!
しかし、その時点で在庫は全て捌けて展示品しかないとのこと……「それでもいいからくれ」と言うと、展示品落ちということで少し値引きをしてくれた。いままで使っていた標準ズームは、焦点距離やF値が激しく被っているので、今回下取りに出すことにした。そんなわけで、値引きと下取りで思ったよりも安くDX18-200mmを手に入れることができた、ラッキーw

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AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G

ネットを見て悶々としているくらいなら、カッチマイナー!!
という内なる声に導かれて買ってしまった、AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G

20万円を超える高級レンズ……こればかりはトラブルがあったときのことを考えるとネット通販は躊躇してしまう──だから、名古屋駅西口にある、あのお店に行って買ったのだった。色は上の画像のとおり黒を選択した。
もうね、これを買ったからには、ニコンからは離れられないねw
ま、そんなわけで、早速試し撮り──
たいした写真は撮れなかったけど、とりあえず作例を挙げてみる。

(プログラムオート 1/500sec F11 ISO400)
RAWからJPEGへの変換と縮小以外はレタッチしていない。
発色はやや濃いめだろうか。背景のぼけはとてもにきれい。
上の赤枠を拡大(当倍のトリミング)したのがこれ↓

うぶげまでしっかり写っている。なかなかの解像力だ。
う~む、こんな例でもVR70-200mmF2.8が値段なりの性能を持っているのが見て取れる。ネットのあちこちで絶賛されているのに偽りはなかったということか。。

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Nikon AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G

当初のレンズ購入計画では、単焦点レンズは30mm、50mmと100mm前後のマクロを買おうと書いた。
30mmは、「Ai AF Nikkor 35mm F2D」、50mmは、「Ai AF Nikkor 50mm F1.8D」をそれぞれ買ったわけだが、100mmマクロは「Nikon AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G」を買うことにした・・・ていうか、もう買ってしまった。

インターネットで手軽に買い物できるのはいいけど、もっと自制しないといけないなww

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SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

会社から帰ってみると・・・

ちょttwwwなにこれ?wwwwしかも「FOR CANON AF」wwww
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
開放F値が明るく、近接撮影もこなせるこのレンズは、「キヤノンを捨てないぞ」という意志の現れであり、D200に主役の座を奪われたEOS 20Dに活躍の場を与える手段なのだ。決してニコン用と間違えて発注したわけではない。通販サイトでちゃんと意識してキヤノン用を注文したのだ。いや、ほんとだってwwww
しかし、キヤノンとニコンあわせて4本の標準系レンズを持って俺は何をしようとしているのだ?www

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NIKON Ai AF Nikkor 35mm F2D

年末に買った「Ai AF Nikkor 35mm F2D」
実は、シグマの30mmF1.4と迷ったけれど、最短撮影距離と最小絞り値が決め手となってニコンに決めた。シグマが0.4mとF16に対して、ニコンは0.25mとF22だったのだ。値段もニコンのほうが安かったしw
35mmというとやや広角寄りの焦点距離だが、D200では52mm相当の標準レンズとなる。意外なほどコンパクトで、D200とのマッチングもなかなかよろしい。今や懐かしき絞りリングまであるけど、絞りの制御はカメラ側で行うので一番絞った状態で装着しなければならないらしい。レンズキットの18-70mmズームはレンズ内の超音波モーターで駆動するが、35mmF2DはマウントのAFカプラーを介してカメラ本体のモーターで駆動する。だからピント合わせのときにシュンって感じの音がする(超音波モーターは音がしない)。なんというか、電子化著しいカメラの進化の中で従来のマウントを継承してきたニコンならでは製品といえる。
そんなわけで、試写を兼ねて初詣客で賑わう熱田神宮に行ってきた。

名古屋市役所付近の官庁街は土日休日は路上駐車OKとなる。
ここに206を置いて地下鉄で熱田神宮に向かう。パークアンドライド~。

プログラムAE 1/60秒 F4 ISO200
手水舎の柄杓

絞り優先AE 1/320秒 F2.8 ISO200
開放気味で絵馬を撮影。ピントの合う範囲が非常に狭い。
F4ぐらいが正解だったかな。
>
プログラムAE 1/320秒 F9 ISO200
熱田神宮からちょっと歩いたところにある国際会議場のモニュメント。
非常にシャープだ。
ズームレンズに慣れてしまった体には、単焦点レンズで構図を決めるのはなかなか難しいけれど、はまるとビシッとした画ができるのがいいね。