AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

D200を買った頃、レンズのラインナップを高倍率ズーム1本と単焦点数本にしようと思っていたが、物欲の赴くままレンズを購入した結果、標準ズーム1本、望遠ズーム1本、単焦点4本となってしまった。それでだいたい自分がよく使う焦点距離をカバーできるようになったので、その後は、D80のキットレンズ(DX18-135mm)を除いて、特にレンズを買い足してはいなかった(ちなみにDX18-135mmはD80と一緒にドナドナしていった)。
だけど、望遠ズームが大型のVR70-200mmのため気軽に持ち出すことができず、少々不便を感じていた。望遠で寄せたい場面があっても望遠レンズがない!ということが結構あったわけだ。スナップ撮影用にお気軽望遠レンズのVR55-200mmでも買おうかと思ったこともあるが、それならいっそ当初考えていた高倍率ズームがいいんではなかろうか。
欲しいと思う高倍率ズームはニコン純正のAF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6Gだ。これは発売以来ずっと品薄状態が続いていたけれど、ここ最近店頭でも在庫を見かけるようになり、ふと立ち寄った会社近くのカメラ屋でもショーケースに展示してあるのを発見! そのときは買わずに帰ったが、日曜の今日、まだ残っていたら買おうと札束握り締めてお店に行ったのだった。
すると、ありました!
しかし、その時点で在庫は全て捌けて展示品しかないとのこと……「それでもいいからくれ」と言うと、展示品落ちということで少し値引きをしてくれた。いままで使っていた標準ズームは、焦点距離やF値が激しく被っているので、今回下取りに出すことにした。そんなわけで、値引きと下取りで思ったよりも安くDX18-200mmを手に入れることができた、ラッキーw


で、購入した傍からさっそくこのレンズをD200に装着して使ってみた。
第一印象は大きくて重いってこと──カバーしている焦点距離の範囲が広いからいたしかたないところか。画質はこれから使っていくうちにいろいろ分かってくるだろうけど、概ね満足。そんなことより、このレンズのいちばんの利点は、広角域からVR──つまり手ブレ補正が効くところではないだろうか。ニコンのVR技術はいまのところ望遠レンズに搭載されるばかりで標準域以下でVRがあるのはDX18-200mmのみだ。今回はピーカンで撮影条件がよかったので手ブレ補正の効果がどれほどのものかよく分からなかったが、今後気が付いたことがあったら、またレポートしていくつもりだ。

(サンプル1、望遠端200mm 1/800sec F5.6)

(サンプル2、広角端18mm 1/160sec F6.3)

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