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床よさらば

自分は昔から自宅では畳や床の上に置いたローテーブルでパソコンの操作等いろいろ作業をしてきた。その際、座布団や座椅子の上に胡坐をかいて座っていたわけだが、このところ長時間胡坐をかいていると左膝が非常に痛くなり、時には立つのも一苦労なほどだ。座っているときは痛みは無いのだが、立ち上がるために足を伸ばそうとすると、「ぐおぉぉ!!」みたいな感じで痛みが走るのである。運動不足と歳のせいなんだろうけど、そういえば爺さんも婆さんも膝が悪くて立ち上がるときに「痛い、痛い」と言っていたなあ。

短時間であれば膝を曲げていても痛みはないものの、このままでは下手すれば日常生活にも支障が出るかもしれない。足が悪くて歩けないということは自分の家の風呂やトイレに行くのにも苦労するということだ。そういうのを祖父母で見てきたので、自分がそうならないように、あるいはそうなるのをできるだけ後にするため、膝に負担のかからないよう生活様式を変えることにした。
つまり床に座ることは極力避け、椅子に座って生活するのだ。
そんなわけで、机と椅子を購入しました。

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Pebbleの初期設定

Pebbleには日本語の説明が一切ないので、英語が苦手な人は最初に何をしていいか戸惑うのではないだろうか。だから自分が実際にしたPebble Watchの初期設定の仕方を書いておこうと思う。スクリーンショットの撮り忘れがあるかもしれないが、抜けがあったら臨機応変に対応してほしい(笑)
ちなみに私はAndroidユーザなのでスマホ側の操作はすべてAndroid4.4で行っている。スマホの機種は「Xperia Z3 Compact(docomo SO-02G)」で、スクリーンショットの画像はすべてこの端末のものだ。
iPhoneユーザはこちらのサイトなどを参考にしてよね。
 ↓↓
http://redygo.blog.fc2.com/blog-entry-91.html
なお、この記事を参考に初期設定を実施して、なんらかの損害が発生しても当方は一切責任を負いませんのでご了承ください。


最初に、Pebbleに充電ケーブルを接続するとディスプレイが点灯し、スマホにPebbleアプリをインストールするようメッセージが表示される。
ちなみに付属のUSBケーブルは充電専用。Pebbleとの通信はすべてBluetooth経由となっている。


メッセージ通りに母艦となるスマホに管理アプリ「Pebble」をインストールする。
(Playストアで検索するとすぐ見つかるはず)


次にスマホとPebbleをBluetoothでペアリング。
Pebbleの機器ID(Pebbleの画面で確認できる)をタップし、スマホ側でペアリングするかと訊かれたらOK、Pebbleでも同様のメッセージが出るので右上ボタンを押下(本体横の物理キーなので注意。Pebbleの画面はタッチパネルではないぞ)。


管理アプリを起動すると左の画面が表示される。Pebbleを初めて買ったなら上のボタン([I’M A NEW PEBBLE USER])をタップ。既にPebbleアカウントを持っているなら下のボタンをタップ(するのだと思われる)。


新規Pebbleアカウントの登録画面。
上から、「名前」、「メールアドレス」、「メールアドレス確認用」、「パスワード」、「パスワード確認用」、をそれぞれ入力して[CREATE ACCOUNT]をタップ


アップデートの有無を確認するので[CHECK NOW]をタップ。
新しいファームウェアバージョンが見つかればアップデートが始まる。


アップデート中。


この時点の最新バージョン2.9がインストールされた。


アップデートが終わるとアプリがいくつかピックアップされるが、後から入れることもできる ので[CONTINUE]で先に進んでもOK。よさげなアプリやフェイスがあったら[ADD]をタップすればインストールされる。


続けてスマホの通知をPebbleに飛ばす設定をするわけだが、いま通知機能の設定をするなら[OPEN SETTING SCREEN]をタップ。しないなら下の[NOT NOW]をタップ。


[OPEN SETTING SCREEN]を選んだらこの画面に遷移。
Pebbleにチェックマークを入れる。


この画面で通知のテストを行うことができる。いろいろテストしてみるといい。[CONTINUE]で次へ。


[DONE]をタップすると設定終了。


これで基本的な機能は使えるはずだ。あとは管理アプリを通じて気に入ったWACHFACEを追加するなどして自分好みにPebbleをカスタマイズしていこう。

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Pebble Watch

あなたは普段腕時計を着けているだろうか?
私は着けている。
時刻はケータイやスマホで確認するから腕時計は要らない、という人がいるけど、そういう人たちは、時間を確認するたびにいちいちポケットなりバッグなりからケータイ、スマホを取り出しているのだろうか? スマホの場合スリープで画面が消灯しているだろうから電源を入れるという動作も必要となる。それよりも上着の袖をちょっと持ち上げてパッと時計を見るほうが速いし便利だと思うのだがねえ。それとも四六時中スマホの画面を見ているから問題ないってことなのかな?
それはさて措き、今使っているのはカシオの安物の腕時計でよく行くホームセンターで買ったものだ。時にはぶつけたり濡れたりするものなので、基本的に壊れても惜しくないものを常用している。この時計がそろそろ電池の寿命にきているため新しいのを買おうと考えていたところ、折よく「Apple Watch」の発表があった。
アップル製品を持っていないのでApple Watchにはたいして興味がないけれど、それに触発されて自分の持っているスマホと連携できるスマートウォッチがあれば、買ってみようかな?と調べてみたら、ソニーやサムスンなどからいろいろ出ていた。それらを詳しく見ていくとバッテリーが1日しか持たないとか、使いそうもない機能がてんこ盛りだ。いや、時計は時刻を確認できればいいから。ナビとか音声検索とかできなくていいから。腕時計に向かって「OK Google!」とか言うの恥ずかしいから。
そんなこんなでたどりついたのがこれ
Pebble Watch
https://getpebble.com/

大企業が「こんなの欲しかったでしょ?」とドヤ顔で発表する機能山盛りデバイスではなく、ユーザが本当に求めるスマートウォッチをを作るために、Kickstarterというサイトで融資を募ったプロジェクト。そこから生まれたガジェットが「Pebble」だ。
機能的には時計に徹し、そこにBluetoothでスマホと連携して通知機能などが付加されている感じ。WATCHFACEと呼ばれる時計の盤面を自由に入れ替えたりカスタマイズして楽しめるようだ。バッテリーの持ちは5~7日とのこと。他のスマートウォッチが軒並み1~2日しか持たないのでこれは嬉しい。だって、スマホやタブレットで一番面倒なのは充電でしょ? 毎日毎日家に帰ったら充電器につないで充電。それを腕時計でもやるなんて、そのうち面倒臭くなって使わなくなってしまうだろう。だから充電の頻度が少ないのはとてもいい。
製品は本家サイトから個人輸入できるようだが、時間がかかるし為替や送料を加味して考えるとAmazonの業者から買うのと大して変わらない。なのでAmazonで注文してしまった。
Pebbleに関する日本語の記事があまりない状況だが、自分で試行錯誤してみて、セットアップの方法などを記事にしてみようと思う。

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Chromeboxを導入してみた

私の自室には世の中が地デジに完全移行する前に買ったちょっと古い液晶テレビがある。自分はテレビ番組をほとんど視ないので、BDレコーダやゲーム機のモニターとして活用している程度で、たいていは画面真っ黒の待機状態のままである。

実は以前からこのテレビをサブPCのモニターとして活用できないかと考えて省スペースのデスクトップPCをネットで物色していた。用途はネットだけ。メインPCで写真のRAW現像や動画の書き出しなどの重い処理を実行しているときに、ウェブで調べ物をしたり『艦これ』で遊ぼうと考えていたわけだ。あるいはテレビにYoutubeやニコニコの動画を流しながら別の作業をしたりとか。 で、手のひらに乗るような小さなPCもあるにはあったが、ミニマムなスペックに対してフルのWindowsがインストールされていて、「これまともに動くのか?」と疑問に思い、手を出していなかった。

そういえば、以前の記事で使わなくなった古いノートPCにChromium OS(Chrome OSの開発版亜種)を入れてサブマシンとして再利用しようとレポートしたが、用途がネット限定ならChrome OS搭載PCでいいんでないの? あれならスペック低くてもOKのようだし・・・・検索してみるとありました。

ASUS Chromebox
http://www.asus.com/jp/ASUS_Chromebox/Chromebox/

CPUはIntelの中で最廉価のCeleronプロセッサ、メモリは4G、ストレージはわずか16GBのSSD。価格は3万円ちょっと。某所ではこの値段を「高い」というレビューが見られたが、個人的には「妥当なところじゃないの?」と思う。ですから、買いましたよ。ええ、買いましたとも。

なにこの小ささ。

比較のために10円硬貨を置いたけど、上から見た大きさはだいたいCDケースくらいで高さ(厚み)が5cmほどある。

HDMIケーブルでテレビと本体をつなぎ、ネットには有線で接続(無線LANにも対応しているけど安定性を優先)。キーボードとマウスは無線接続なのでケーブルが机の上を這いまくることもない。 セットアップは使用する言語とキーボードを選んでGoogleアカウントでログインするだけで超簡単。 レビュー記事や動画でChrome OSの起動が非常に速いと見聞きするが、それに嘘偽りはなくて電源スイッチを押してからものの10秒ほどでログイン画面が表示される。 Chromeブラウザを動かすためだけに作られたChrome OSは余計な機能が全くなく、その動作は極めて軽快でストレスを感じることはない。アプリはすべてChromeブラウザ上かオンラインで動くため、ネット環境が無いときわめて限られたことしかできないけれど・・・・でもまあ、Chromeboxは自宅のネット環境下に据え置きで使うから問題はないだろう。ストレージがミニマムなのはデータをクラウドに保存することが前提であるためだが、標準搭載のファイルマネージャでクラウドとローカルストレージをほぼシームレスで扱うことができる。

Windows搭載PCみたいに1台でなんでもできちゃうパソコンではないけど、Chromeboxはウェブ閲覧や簡単なテキスト編集などサブPCとして使うには本当に便利で快適だ。そういった用途にはタブレットも選択肢に入るかもしれないけど、持ち運ぶ必要がないならChromeboxで充分だね。

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Xperia Z3 Tablet Compactを買った

実は去年の春ごろにエイサーのWindowsタブレット「Iconia W4」を買った。なぜiPadでなければAndroidでもなくWindows? もちろんそれは「艦隊これくしょん」をプレイするためである。自室のパソコンの前に座らなくても、布団の中でも、こたつに潜りこんでいても、トイレの中でも、Wi-Fiの電波が届く範囲であればどこでも「艦これ」で遊ぶためである。挙句の果てにはモバイルルータまで買って家の外でもプレイ! 「艦これ」はFlash Playerで動くため、FlashをサポートしていないiOSもAndroidもアウトオブ眼中。

「艦これ」だけではもったいないので電子書籍の閲覧もやっちゃうぜ! ところが、タブレットの形をしていてもやっぱりWindowsはWindowsで、Window95の頃から続く過去の遺産に縛られている。Windows用ビューワがデスクトップ画面でのマウス操作を前提にしているためタップ操作では使いにくいのだ。小説など活字メインの電子本はスマホでも読めるけど、雑誌やコミックは小さな画面では見にくいからIconiaには期待していたんだけどなあ。操作性の悪さに目をつむれば、特に問題が無いから余計残念だ。 電子書籍を読むには、やっぱiPadやAndroidタブレットがいいのかねえ。画面をスワイプしてページを「ペラッ、ペラッ」とめくっていく感じは確かに違和感がないし、気持ちがいい。

そんなわけで、主に電子書籍を閲覧する目的でソニーの「Xperia Z3 tablet compact」を買ったのであった。アップルの「iPad」じゃなくてこっちにしたのは、防水機能があるため。まあ、アップル製品は一個も持ってないから変なしがらみもないしね。この防水性能はなかなか優れもので、風呂に入りながらYoutubeを視たり電子書籍が読めたりなんかする。画面が指紋や手垢でベタベタになってもハンドソープで汚れを落とし水道水で洗い流すことだってできちゃう。

ひと昔前のAndroidってなにか操作すると一瞬もたつく感覚があったけど、「Xperia Z3 tablet compact」はそんなことは皆無。Android端末に対してiPhoneやiPadのアドバンテージとして「ぬるぬる動く」というのがあったと思う。iPhoneを持っている人が自慢するときは「ほおら、こんなにスムーズに動くでしょ」みたいなセリフを、もう必ずと言っていいほど聞かされたものだが、もはやAndroidもそれに追いついた感がある。アップル一社のみが開発しているiPhoneより、複数の会社が競争しながら作っているAndroid端末は進化のスピードが速いため、そのうちiPhoneを追い越してしまうんじゃないだろうか。それって昔のMacintoshとDOS/Vパソコンの競争に似ている気がするんだよね。まあ、日本にはアップルしか目に入らない人が多いみたいだから、シェア的にAndroidが大きく盛り返すみたいなことにはならないかもしれないけど。

そんなことは措いておいて、あまりにもサクサク気持ちよく動くので、「モタモタAndorid」であったスマホもXperiaに機種変更しちゃったよ(笑)

Acer Iconia W4
http://www.acer.co.jp/ac/ja/JP/content/series/iconiaw4
SONY Xperia Z3 Tablet Compact
http://www.sony.jp/tablet/products/Z3/

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古いノートパソコンにChromium OSを入れてみた

現在、自分の手元に使わないパソコンがいくつかある。壊れているわけではなく、より新しく高性能のパソコンを買ったためお蔵入りとなったものだ。しばらくは新しいPCの予備機として保管していたものの、それも順繰りに更新されて、古いのは押入れの肥やしとなっている。中には10年以上前に買ったものもあり、中古屋に売っても二束三文にしかならない。かといって死蔵しておくのももったいない。それならばなんとかウェブ閲覧専用にするなど用途を限定して活用しようと考えた。

使い道をウェブ閲覧に限定するなら余計な機能は要らないから、OSをLinuxなどの軽いものに入れ替えたいところだ。しかし、最近のLinuxはWindowsやMacOSを追いかけるように多機能化の道を歩んでいて、昔のように「Linux = 軽い」という図式はあてはまらなくなってきている。実際、会社の古いパソコンにUbuntuというLinuxのディストリビューションを入れてみたことがあるが、なんか動作がすごいもっさりしていて、GUIで操作するにはなかなかつらいものがあった。そのときは開発用のデータベースを構築するのが目的だったのでGUIはなくして、昔ながらのコマンドラインで扱うことになった。

そうはいってもディストリビューションによっては軽いLinuxもあるようだからいろいろ調べていたのだが、それとは別にGoogleがChromeブラウザを動かすためだけのOS「Chrome OS」を作っているのを思い出した。Chromeブラウザを通じてGoogleのサービスを利用し、全てをオンラインで処理するというコンセプトのOSだ。ローカルストレージは必要最小限しかなく、大容量はクラウドでまかなうというのだから徹底している。うむ、ネット限定ならこれでいいじゃないですか。幸いオープンソースなので開発用の亜種「Chromium OS」なら無料で手に入れることができる。しかも親切なことにビルド済みのデータを公開しているサイトもある。
そんなわけで、こちらのサイト(http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1408/27/news046.html)を参考に、まずはお試しでUSBメモリにChromium OSのブートイメージをコピーしてUSBブートで動かしてみることにした。

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ニュートリノ浪漫

光の速度はおよそ30万km/hで不変である。誰がどんな状態にあっても一定である。動いていようと止まっていようと時速30万kmと観測されるのである。これは実験で確かめられた事実で動かしがたい宇宙の定理なのである。じゃあ、なんで光の速度は変わらないの?時速100kmで動いている物体から発せられた光は時速30万100kmじゃねーの?という疑問に答えたのがアインシュタインが発表した相対性理論である。光速が変わらないのなら他の要素が変わるんじゃね?例えば時間とか空間とか?みたいな(笑) その相対性理論によると質量のある物体は光速を越えることができない。つまりこの宇宙の最高速度は30万km/hなのである。
ところが、名古屋大学の准教授も参加した欧州での実験で、素粒子の一種であるニュートリノが光よりわずかに速いという結果が出てしまった。これが誤差ではなく確かな結果なのであれば相対性理論は成り立たなくなってしまう。いや、相対性理論に当てはめてみるとニュートリノが「虚数の質量」を持つことになってしまうのだ。虚数とは「二乗してマイナス1(√-1)」になる自然界には存在しない数値。存在しない虚ろな数字ということで「虚数」呼ばれている。要するに存在しないはずのものが存在しているということになってしまうわけだ。
この結果を踏まえて、ネット上にタイムマシンができるんじゃね?みたいな記事がチラホラ見受けられるが、これはどういうことかというと、またまた相対性理論によると物体が光速に近付くほど時間の進み方が遅くなり、光速に達すると時間が止まってしまう。そして光速を超えると時間が逆に流れるのでは?という推論から出た空想なのである。だが、SF映画や小説のような、人間が何かの装置に乗って生きたまま時間遡行ができると考えるのは拙速だ。質量のある物体を光速にするには無限大のエネルギーが必要で、無限大のエネルギーなど存在しないから光速には達し得ないとされているわけで、光速を超えるには無限大を超える「超無限大エネルギー」がなければならない。だから現実問題としてタイムマシンの実現は不可能なんじゃないかと思う。もっとも人間そのものをニュートリノ化するような技術があれば可能かもしれないが・・・。
しかし、ニュートリノが超光速で運動できるとしたら、タイムマシンはできないにしても過去の情報を得ることができるではないのだろうか。つまり過去を覗き見るタイムスコープみたいなものは可能なんじゃないかと思うのだ。
例えば、なんらかの情報を載せて定期的に宇宙に光を発しているとしよう。光より遅い物体は先に発した光には追いつくことができず、後から来た光に追いつかれてしまう。つまり未来の情報しか受取れない。逆に、光より速い物体は先に発した光に追いついてその情報、つまり過去の情報を得ることができる(代わりに未来の情報は受取れないが)。と、ここまで考えて、得た情報を送り返す仕組みがなければ人間が過去を知ることができないことに気付いた(笑)。
いづれにしてもニュートリノが本当に光速を超えることができるのか興味は尽きない。だって、タイムマシンができるかも、ワープ航法ができるかも、って浪漫があるだろ、浪漫が(笑)
参考リンク
光速超えるニュートリノ 「タイムマシン可能に」 専門家ら驚き「検証を」
http://sankei.jp.msn.com/science/news/110924/scn11092400300000-n1.htm
ニュートリノ 再実験でも光速上回る
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111119/scn11111907330002-n1.htm

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新PCとWindows7

10月22日にMicrosoftのパソコン用OS「Windows7」が発売された。そのひとつ前は「VISTA」というバージョンだったが、自分のPC環境はVISTAの更にひとつ前の「XP」で止まっていた。
昔のWindowsは決して安定しているとは言い難い代物で、パソコンで仕事中に「不正な処理が発生しました」などと表示されてそれまでの作業がパーになったことが誰にでもあるだろう。それゆえに当時は、新しいものは今より幾分でもましだろうと期待して、新OSが出るたびにそれに飛びついていた。しかし「Windows2000」あたりからちょっとやそっとのことでアプリケーションが落ちることはなくなり、エラーが出たとしてもOSごと固まってしまうことは稀になった。ちゃんと動くんならなにも最新OSを追い求めなくてもいいじゃない……ということで家のPCは「XP」で更新が止まってしまったのだ。そのXPだって新しいパソコンを買ったらたまたま標準で搭載されていたというだけで積極的にXPを選んだわけじゃない。
しかしながら、今回の「7」は発売早々に私の手元に来た。
春頃からメインで使っているパソコンのHDDが、大量のデジカメ画像のせいで空き容量が少なくなり、ノートPCゆえに増設も簡単ではなく、そろそろ購入から5年経つし、それならばPC自体を買い替えようと考えていた。その時すぐに買ってもよかったのだが、新しいOS「Windows7」が出るとの情報があったので、買うならそのタイミングだと先送りしていた。そして「7」発売を機に新PCを発注した。
買ったのはDELLの「Studio 1555」というノートPCで、自分で好きな仕様にカスタマイズできる直販モデルである。こういったカスタムモデルは自分の好きなパーツを選択できるところに利点あるが、私は高性能のパーツを選択することよりも要らない機能を省けるところに魅力を感じる。量販店などで売っているパソコンは、要らない機能やソフトのてんこ盛りで、そのために高額になってしまっている。だから使わない機能は最初から省いて安く済ませようというわけだ。今回、ノートPCということでカスタマイズできる項目はそんなに多くはないものの、性能強化はメモリを標準4GBから6GBに増設した程度で、Bluetoothなど自分に必要のない機能は全部カット。選んだOSは「Windows7 Profesional 64bit」である。
さて、使ってみた印象だが、パソコンの性能が底上げされているので旧PCと比べるとサクサク動くのだけれど、Windows7はXPと比べるとインターフェイスがずいぶんと変わっている。操作に関しては基本的にそう変わらないのだが、デスクトップやメニューバーが異様にすっきりしているなど、見た目が変化しているので、戸惑うのだ。でも、必要なソフトをインストールしていくとデスクトップにポコポコとアイコンが湧いてきて、「ああ、紛うことなくWindowsだ」とちょっと安心(笑)
無線LANの設定でつまずいたが、これはアクセスポイント(AP)のアンテナ機器が古すぎて最近の無線機器に対応できていなかったのが原因だった。これはAPを新型に交換することで解決。予想外の出費だったけど、ゆくゆくは更新しようと思っていた機器なのでよしとしておこう。
とりあえず古いPCでしていたことを新PCでできるようにしたものの、ひとつ誤算があった。カーオーディオで聞くためのMDを編集するソフトが64bit版Windowsに対応していなかった。いや、CDをMP3等に変換するソフトは動くのだが、データをMDに転送するデバイスドライバが対応していなかった。う~む、いまどきMDってのも流行らんし、そろそろカーオーディオも更新したほうがいいのかもな。ま、古いPCは捨ててしまうわけじゃないしMDの編集は引き続きそっちですることにしよう。

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よくうごく、キレイ。

春先に安さにつられて『涼宮ハルヒの戸惑』というゲームの限定版を買ったのは以前の記事にも書いた。ゲームの内容は、面倒に感じる箇所もあったが原作やアニメにはまったこともあってまあまあ楽しめた。それは置いといて、この限定版がなにゆえ限定なのかというとfigmaというアクションフィギュアが付いているからだ。オマケだからそれなりモノだろうと思いきや意外とよくできた代物だった。
可動式な上に台座が付属しているからいろんなポーズを付けられる。
例えばこんな風に───

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ネットDVDレンタルを試してみた

ちょっと前まで家の近くにはレンタルビデオ店があり、よくDVDを借りて映画等を観ていた。ところが、そのお店が潰れて回転寿司に変わってしまい、それ以来レンタルはあまり利用していない。どうしても観たいソフトがあるときは通勤路の途中にあるGEOを利用しているが、その店は会社の帰りに寄れるとはいえ家から遠いし、駐車場が狭いので積極的にいきたいと思わない。
しかし、最近はネットでなんでも揃う時代。レンタルもネットで出来てしまうのだ。ならば、遠くのレンタル店まで行かなくて済むネットレンタルを利用してみよう。
というわけで、@niftyのオンラインDVDレンタル楽天のお届けレンタルDVDに申し込んでみた。どちらも今月中に申し込めば初月の料金はタダ。利用してみて使い勝手のいいほうを利用し続けようという魂胆だ。ネットレンタルは他にもTSUTAYAなどでもやっているようだが、会員登録がめんどいので、既にIDを持っている@niftyと楽天に白羽の矢が当たったのだ。
ネットレンタルの流れは以下のとおりだ。
1.ネットで借りたいタイトルを予約登録
2.在庫があれば優先順位の高い順に発送
3.郵便受けにDVDが届く
4.視聴
5.返却用封筒にディスクを入れてポストに投函
6.レンタル会社に届いたら返却完了
では、実際にどういう形で届くのかというと、こんな風になっている。

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