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気になるSurface

先日(2019/10/2)にマイクロソフトの新しいSurfaceの発表会があった。

そこで発表された新しいデバイスの中で二画面端末の「Surface Neo」と「Surface Duo」がとても気になる。Surface Neoは、二画面デバイス向けの「Windows10X」という新しいOSを乗せ、DuoのほうはGoogleと提携してAndroidを搭載するようだ。どちらも来年の秋以降にアメリカで発売になる予定で、おそらく日本でも販売されるだろう。

ちなみにうちには「Surface Pro」と「Surface Go」の二台のSurfaceがある。

Surface Proは第5世代のモデル(何故かこの世代だけ世代を表す「5」が付かない)で、主に仕事と個人的なプログラミングで使用している。これは当分買い換えるつもりはない。

Suface Goのほうは故障したChromebookの代わりに買ったもので、ウェブブラウジングが主な用途だ。家の中で場所を選ばず使用し、たまに外に持ち出している。正直言ってProよりも使用頻度は高い。NeoはこのGoの代替として買いたいと思っている。10インチのタブレットは持ち運びには便利だけど、やはり画面が狭い。ウェブを見ながらExcelを編集するようなときは、もう一つ画面があると良いなと感じるのである。

ただ、OSのWindows10Xが実際にはどんなものかわからないので、絶対買うとは言い切れない。Goで使っているWindows10アプリが10Xでは使えないとなると、そこで購入は断念する。アプリの互換性については今後の情報を注意深く見ていくつもりだ。

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docomoネットワーク暗証番号のロックを解除した話

自分は携帯電話をスマホに替えて随分経つが、同居の母親は未だにガラケーのままだった。しかも「らくらくホンIII(F882iES)」という初期の年寄り向けケータイで、かれこれ10年以上使い続けている。何年か前に「電池の持ちが悪くなった」と相談してきたので、ショップへ行ってバッテリーだけ交換してもらうようにアドバイスした記憶がある。

母は携帯でおしゃべりしりたり写メを撮りまっくたりといったヘビーな使い方はせずに、もっぱら待ち受けオンリーでたまに遠くにいる娘(私から見たら妹)とメールのやり取りしているだけで、古いガラケーでも特段不便を感じていなかったようだ。しかし、先日、いよいよ「もう壊れても修理できないから機種変更してくれ」とドコモから懇願にも似た案内が来て、やっとスマホに替える気になったようである。

それで機種変更について相談されたわけだが、ならば、いつも混雑しているドコモショップに行くよりもオンラインで手続きをしてやろうと、母の「My docomo」のアカウントを作ろうとしてトラブル発生。本人確認のためのネットワーク暗証番号を三回間違えてロックがかかってしまった。

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Pixel 3 XLを買って使ってみた感想

去年の秋ごろにGoogleから新しいスマートフォン「Pixel 3」が発売にされた。
Androidを開発しているGoogleが作ったスマホということで発売前からこれに興味があり、去年12月にメイン端末を機種変更した。買ったのは画面の大きい「Pixel 3 XL」。

Pixel 3 XL
Pixel 3 XL

画面サイズは6.3インチ。ちょっと前まで携帯電話は小さいほうがいいと思っていたが、まあなんというか……細かい文字が読みづらくなってきて、最近はなるべく大きい画面を求めるようになった。かといって大きすぎると持ち運ぶのに不便なのでこれくらいがギリギリの大きさだろう。

ケースはAmazonで200円くらいで売っていた安物だ。私は元もとスマホにケースは付けない派だった──だってせっかくスリムで軽くデザインされているのにケースで太らせるのなんてナンセンスだ。最低限落下防止のためにストラップを付けていたのだが、いつのころからスマホからストラップホールが消えて、おまけにカメラのレンズが出っ張ってレンズに傷が付きそうなのでストラップホール付きのケースを装着するようになった。

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v6プラス

前回、激重のネットの中でIPv6に対応しているサイトの通信速度が速いことを書いた。

残念なことにIPv6対応サイトはまだまだ少なく、IPv4網の混雑は当分解消されることはないだろう。ユーザはこのままピーク時間帯の糞遅い通信速度を我慢し続けなければならないのだろうか?

ネットの速度向上についていろいろ検索すると「『v6プラス』にしたらネットが速くなった」というテキストが見受けられた。『v6プラス』について調べてみると、日本ネットワークイネイブラー(JPNE)という会社が提供している「IPv6のパケットにIPv4のパケットを包んでIPv6網を経由してIPv4のサイトと通信する仕組み」のようだ。混雑する経路を迂回するため通信速度が劇的に速くなるとのこと(くわしいことはJPNEのHPで見てください)。JPNEと提携しているプロバイダーでこのサービスが使える。

幸いなことに自分が使っているプロバイダー「@Nifty」でも使えるようなので、申し込んでみることにした。

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ネットが遅い

実は、去年の春にそれまで使っていたADSL回線からNTTのフレッツ光回線に切り替えていた。

当初はとても快適に使えていたのだが、去年の秋ごろから夜間のピークタイムで極端に回線のパフォーマンスが低下するようになってきた。要するに遅いのだ。上りは30Mbpsとか出るのだが、下りは1Mbpsを切ることもあり、ADSLだったときよりも酷い状況だ。モバイル回線の方がよっぽどサクサクだぞ、これ(笑)

うちはマンションなので建屋内で大量にトラフィックを発生させて帯域を占有している世帯があるんじゃないかと疑ったが、そうでもなさそうだ。というのもこちらのサイト(http://flets-east.jp/speed/index.html)でNTTのフレッツネットワーク内の速度を測ると80Mbpsとか余裕で出ている。つまり遅くなる原因はその先のプロバイダーにある。

なんだろうな……昔は一家に一台あるパソコンで細々とインターネットに接続していたけど、スマホの普及でみんなネットに繋ぐようになって、トラフィックが増えたんだろうか。テレビさえネットに繋ぐ時代だし。

どうしたら、通信環境を改善できるのだろうか? プロバイダーを乗り換えるしかないのだろうか? でもネットの噂を収集してみるとどこも同じ状況のようだし……。

いろいろ対策を考えているうちに、ふとあることに気が付いた。

遅いサイトと遅くないサイトがある

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カシオ スマートウォッチWSD-F10

去年の春にPebbleというスマートウォッチを購入して紹介記事を投稿した。
時計としての機能に加えてメールやツイッターの通知が表示されて大変重宝していたのだが、使っていくうちにちょっと物足りなくなってきてしまった。というのも、外出したとき、よくスマホの地図アプリで自分の位置や目的地を確認するのだが、いわゆる歩きスマホになってしまうため、これを腕時計でできないものだろうかと思ったのがきっかけだ。Pebbleはスマートウォッチとしては最低限の機能しかないため、そういった目的には使いづらい──画面もモノクロの電子ペーパーだし。

そんなわけで高機能の新しいスマートウォッチを買おうと検討を始めた。
スマートウォッチはアップルのApple Watchなどいろいろ出ているが、iPhoneを持っていないためApple Watchは除外して、Android Wear対応の製品からカシオのWSD-F10選んだ。この手の製品は、中国、韓国、台湾のメーカーが意欲的で日本メーカーは及び腰だ。日本メーカーではカシオの他にもソニーがスマートウォッチを出しているが、その製品はどこか魅力に欠ける。自分は日本人だから日本メーカーを応援したい気持ちはあるけど、日本製だからという、ただそれだけの理由でつまらない製品を買う気はない。なのでカシオがスマートウォッチを出していなければきっとアジアメーカーのものを買っていただろう。

WSD-F10はカシオの腕時計G-SHOCKに似たデザインで、G-SHOCKと同じようにアウトドア向けを謳っている。大きさはpebbleと比べて二回りくらい大きくズシリと重い。登山やサイクリング、釣りでグローブをはめて操作することを想定してボタン類は大きめに作ってある。私はどちらかと言えばインドア指向の人間だが、アウトドア関係の機能を使うとすれば、トレッキング関係の機能だろう。気圧表示や日の出日の入、コンパスは日常生活でも役立ちそうだ。

WSD-F10独自の機能としてAPPボタンが本体右下にある。これを押せばメニューなどを開かなくても登録したアプリを一発で起動することができる。アウトドアではちまちまと時計の画面をタッチしている余裕があまりないから、物理ボタン一発で操作できるようにしたのだと思う。自分はマップアプリをこのボタンに割り振っておいた。

時計の文字盤も兼ねる液晶は、カラーとモノクロの二枚重ねになっていて、これもWSD-F10の独自機能だ。バッテリー消費を抑えたり、自然光が明るくてカラー液晶が見にくいときは、モノクロモードにすることができる。モノクロモードには二種類あって、バックグランドでAndroidが動いている「シアターモード」、Androidはシャットダウンして時刻だけを表示するのが「タイムピースモード」。「タイムピースモード」は本当に時計としか使えない。頻繁に使う機能ではなくてバッテリーがピンチの時の緊急避難的なモードだ。例えバッテリーが切れかかっていても、あくまで時計としての機能は失わない、時計メーカーカシオのこだわりを感じる部分でもある。

バッテリーといえば、朝、腕に装着して仕事に行き、夜に帰宅した時にバッテリー残量はおよそ60%ほどになっている。つまり私の仕様状況では2日は充電せずに使えるということだ。2日は持つといっても、朝一に満充電であってほしいから寝ている間に充電しておくんだけどね(笑)。まあバッテリー性能は現行のスマートウォッチとしては平均的な性能のようだけど、今まで使っていたPebbleは7日は余裕で電池が持っていたので、この点だけは残念な点だ。普段はカシオ、長期間充電できないような状況ではPebble、といった風に使い分けるのがいいのかな・・・

http://wsd.casio.com/jp/ja/

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ひらくPCバッグ

「ひらくPCバッグ」をご存じだろうか?

数年前から知る人ぞ知る便利グッズとして徐々に人気が高まって近年ではかなり売れているらしい。自分もYoutubeのレビュー動画を偶然見て、これは便利そうだと思い、折しも10年以上使ってきた通勤用のバッグがボロくなって買い替えたいと考えていたところだったので、思い切って買ってしまった。買ったのは「ひらくPCバッグmini」という小型タイプだったのだが、通勤にはこれで充分だったものの、仕事で資料を持って出かけるときにA4用紙を綴じたファイルが入らず難儀したので「mini」の付かないノーマルタイプも買ってしまった。


写真の縦型の黒いバッグが「ひらくPCバッグmini」。青い横型のバッグが「ひらくPCバッグ」である。この青色はアスキーストア限定色で製造販売元のSUPER CLASSICの通販サイトでは手に入らないので注意。通常のモデルは、ブラック、グレー、ブラウンの三色から選ぶことになる(2016年5月現在)。

アスキーストア:http://ascii-store.jp/p/4582408605996/
SUPER CLASSIC:http://www.rakuten.co.jp/srcc/


「ひらくPCバッグmini」はこんな感じに使っていた。
仕事用としてはお役御免となった「ひらくPCバッグmini」は今後プライベート用として使っていくつもり。

「ひらくPCバッグ」の最大の特徴は「立つ」ことである。床や机の上に置いてもフニャっとなったり転がったりしないので荷物の出し入れがやりやすい。中身を俯瞰できるので忘れ物が無いかチェックするのも簡単だ。

「ひらくPCバッグ」に適当に詰め込んでみた。

入っているのは次のアイテム
Surface pro 3、Choromebook flip、ミラーレス一眼(レンズ付き)、手帳、ペン3本、名刺入れ、モバイルバッテリー、USBケーブル、モバイルルーター、イヤホン、USBメモリ数本、SDカード数枚、応急薬セット、花粉症用マスク

なかなかの収納力である。普段はSurface pro 3と一眼カメラは持ち歩かないため、これよりも余裕がある感じで使っている。なお、15インチのMacBook Proが入るという触れ込みだったので、家にある15インチサイズのDynabookを入れようとしたら、入らなかったことを一応書いておく。

「ひらくPCバッグ」の欠点としては肩掛け用のストラップしかなくて、手提げ用の持ち手が無いところだ。ちょっと位置を動かすときに持ち手があれば便利なんだけど・・・それを差し引いても魅力のあるグッズなので、便利なバッグを探している人は「ひらくPCバッグ」を検討してみるといいだろう。

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ASUS Chromebook flip C100PA

2年くらい前にacerの「Iconia W4」というWindowsタブレットを、主に外で「艦隊これくしょん」を遊ぶ目的で買った。
買ったは良いが、このIconiaは、フリーズして動かなくなったり、通信が切れたり、シャットダウンに失敗したりとどこか動作が不安定だ。それらは頻発するわけではなく、忘れた頃に発生してがっかりさせられる。艦これはブラウザ上で動くネットゲームで、セーブデータはサーバーにあるので、パソコンが故障してもセーブデータがぶっ壊れたりはしない。だからといって強制的に中断させられるのは良い気分はしない。もうしばらくしたら「Android版艦これ」がリリースされて、スマホでも遊べるようになるので、それまで騙し騙し使うかな、と半ばあきらめていたところ、「Chrome OSでAndroidアプリが動作可能になる」というニュースを聞いた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1605/20/news067.html
http://www.gizmodo.jp/2016/05/20chromebook_androidpc.html
Chrome OSとAndroidが統合されるのではないかという噂が前からあったけど、こういう形で決着したのだね。
Chrome OSはChromeブラウザを動かすことに特化したOSで、低スペックPCであっても快適に動くところが売りだ。家には据え置き型のChromeboxがあってその辺のところはよくわかっている。アプリが少ないのがネックだけど膨大なandroidアプリが使えるようになるなら利便性は大幅にアップする。「Android版艦これ」も動かせるかもしれないし、というかAndroid版にこだわらなくてもChromeブラウザ上で普通に「艦これ」を遊べるじゃん。
そんなわけで、小型で軽量、できればタブレット型のChromebookがあればIconiaと代替してもいいな、と調べてみたところ、ありました。そんでもって買いました。
ASUS Chromebook flip C100PA
https://www.asus.com/jp/Notebooks/ASUS_Chromebook_Flip_C100PA/

完全なタブレットPCではないが、液晶がタッチパネルになっていて、キーボードを360度回転させればタブレットスタイルで使うことができる。欲をいえば液晶画面とキーボードを分離できればよかったのだけど、まあいいでしょう。画面はIconiaの8インチに対して10インチになったので二回り以上大きくなった。重さは1kg以下だけどIconiaの400gより2倍重い。取り回しは悪くなったが、動作はWindowsよりも軽快で「艦これ」もサクサク動く。winタブでは通信時にパケット詰まりのような症状が出ていたのだけれどChromebookにはそれが無い。なにげにイライラしていたのでこれは嬉しい。Officeソフトはオンライン版のMS Officeが使えるので特に不自由しない。Androidアプリが使えるようになったらAndroid版のExcelやWordに切り替えてもいいだろう。バッテリーについては自分の使い方では3日充電しなくても大丈夫。
いやあ、何と言うか──これは思ってた以上に便利で快適ですよ、奥さん!
結局のところIconiaで出来ていたことはほとんどChromebookでも出来てしまった。大きさと重量が増えたのはモバイル機器としてはマイナスだけれど腕が千切れるほど重いわけでもないので良しとしましょう。
というわけで、Chromebookはこのまま使って、Chrome OSがAndroidアプリに対応した時点で、またレポートしてみようと思う。

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ガレリア

突然ですがパソコンを買いました。

8か月前に!

去年の夏頃に部屋の模様替えをしてこちらの記事を書いたわけだが、
http://fine.blue.coocan.jp/weblog/article/20150706205455
このときに導入した液晶モニターに繋ぐパソコンを、実は投稿の1ヶ月後くらいに買ったのでした。

大手メーカー製のパソコンには自分の希望するスペックのパソコンはなかったため、ある程度自分の希望通りにカスタマイズしてくれるBTOを利用した。

まあドスパラのゲームPC「ガレリア」なんですけどね。

http://www.dospara.co.jp/5gamepc/

タワー型パソコンを買ったのは10年以上振りだ。 最初は自作も視野に入れていたけど、結局のところ欲しいスペックを吟味しパーツ代をトータルすると、BTOショップでカスタマイズするのと大して違わなくて、組み立ての手間と失敗のリスクを考えた結果、ショップから買うことに決めたのだった。

スペックを簡単に書くとこんな感じ

CPU : Intel Core i7 4790
GPU : NVIDIA GTX960
RAM : 8GB
SSD : 256GB
HDD : 2TB
DRV : Blu-ray Drive
OS : Windows10 home

今までのノートPCは用途がネットメインだったけど、これはPCゲームを遊ぶことも考えての選択だ。スペックは購入時のもので、最近若干円高が進んでパーツが安くなったのでメモリを8GBと240GBのSSDを追加した。なのでRAM容量は16GB、ストレージはSSD2台とHDD1台の構成となっている。2台目のSSDは動画編集の作業領域にしている。

これまで使っていたノートPCは発熱を抑えたり省電力を重視した作りになっていて、スペック表にすばらしい数値が記されていたとしてもそれを100%発揮できていない印象があった。まあ持ち運んでバッテリーで駆動させることを想定すればそれは仕方がないことではある。だがデスクトップPCは各パーツが全力で動いている感があってちょっと爽快な気分になれる。ノートPCがえっちらおっちらやっていた動画の書き出しも処理時間が半分くらいになったしね。ガレリアを買っていちばん満足したのは、PC向けの3Dゲームを遊べるようになったことだ。選んだGPUは最高スペックのものではないけれど、前まえから遊びたかったゲームはストレスなく動作する。ゲームはゲーム機でプレイする派だったけど、今後はPCにシフトしてもいいかもね。

そんなわけで自分のPC環境の紹介でした(笑)

Xperia Z5

もう一年ほど前になってしまうが、主に電子書籍の閲覧を目的にXperia Z3 Tabletを買ったことを記事にした。非常に使い心地がよかったのでその当時使っていたスマホもソニー製のXperia Z3 Compactに変えた。Compactモデルにしたのはシャツの胸ポケットに入れるのにちょうどいい大きさだったのと片手で操作しやすいからという理由だった。しかし使っているうちにちょっとした問題が出てきた。

年のせいか近くのものが見づらくなって小さい画面を見つめるのが苦痛になってきてしまったのだ。

ああ、そうだよ、老眼だよ、老眼!

文字がぼやけるとピントを合わせるために目を細めるので、はたから見るとさぞかし気難しい感じに見えたに違いない。まあ、人にどう見られるかはどうでもいいことだが、実際問題とても目が疲れるので、大きい画面のスマホに替えようと考えていた。

昨今、iPhoneをはじめとするスマホは大型化の傾向があり、大きいものは画面が6インチ液晶だったりするが、そこまでいくともはやタブレットといっても差し支えない大きさだ。大きい画面が良いと言いつつも、やはりいつも持ち歩くものなので大きすぎるのも困る……というわけでXperia Z5に落ち着いたのである。

https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/so01h/

ドコモにはXperia Z5 Premiumという上位機種も売っているが、高い上に割引きの幅も小さかったのでパス。

Z5の画面は5.2インチ液晶でZ3 Compactの4.7インチより二回りくらい大きいが、見やすくなったかときかれれば、その答えは「前よりはいくぶんマシ」である。画面の大きさにあわせて拡大表示されるアプリは見やすくなったが、画面が広くなった分を「多くの情報を表示する」方向に使うアプリは相変わらずしかめっ面するしかない(笑)。

じゃあZ5を買ったのは失敗だったのかというとそうでもない。Z3 Compactよりも全般にスペックアップしてメモリの搭載量が増えたため動作が軽快になった。ロック画面の解除に指紋認証が使えるようになったのでセキュリティも強固になった。指紋センサーは電源ボタンのと兼ねていて、見た目は意外に小さいので「こんなもので読み取りできるのか?」と疑念を持ったが、電源ボタンを押したその指をそのままスキャンしてロックを解除してくれるので非常に便利だ。

ネットのレビュー等を見るとXperia Z5に搭載されているCPU(Snapdragon810)は発熱量が大きく、使っているうちに熱くなってくるらしい。でも自分が使っている範疇では今のところそのようなことはない。むしろZ3 Compactのほうが気付いたらスマホが熱くなっていてバッテリー残量がガッツリ減っていることがたびたびあった。

まあ、そんなわけで、これから2年くらいはXperia Z5を使っていくわけだが、期待したほど老眼対策とはならなかった。私と同世代(初代ガンダム世代)の人は、その点を気を付けてね(笑)