docomoネットワーク暗証番号のロックを解除した話

自分は携帯電話をスマホに替えて随分経つが、同居の母親は未だにガラケーのままだった。しかも「らくらくホンIII(F882iES)」という初期の年寄り向けケータイで、かれこれ10年以上使い続けている。何年か前に「電池の持ちが悪くなった」と相談してきたので、ショップへ行ってバッテリーだけ交換してもらうようにアドバイスした記憶がある。

母は携帯でおしゃべりしりたり写メを撮りまっくたりといったヘビーな使い方はせずに、もっぱら待ち受けオンリーでたまに遠くにいる娘(私から見たら妹)とメールのやり取りしているだけで、古いガラケーでも特段不便を感じていなかったようだ。しかし、先日、いよいよ「もう壊れても修理できないから機種変更してくれ」とドコモから懇願にも似た案内が来て、やっとスマホに替える気になったようである。

それで機種変更について相談されたわけだが、ならば、いつも混雑しているドコモショップに行くよりもオンラインで手続きをしてやろうと、母の「My docomo」のアカウントを作ろうとしてトラブル発生。本人確認のためのネットワーク暗証番号を三回間違えてロックがかかってしまった。

ドコモの暗証番号はいくつかあるが、特に設定しなければ「0000」であることが多いので、それだと思っていたら違っていた。ネットワーク暗証番号は契約時に必ず設定するもので、契約者しか知らない番号なのだ。

ドコモのHPを見ると、ロックを解除するにはショップにに行くか「151」に電話をかけて手続きしなければならないようだ。

仕方なしに「151」にかけてみると、契約者本人が心当たりのある番号を言って正解すればロックを解除してくれるとのこと(ただしチャンスは三回)。

本人に電話を代わって、それっぽい番号を言ってもらったが、全部不正解。

──まあ、知らんわな。

なぜなら、契約をしたのは死んだ父だからだ。

件の回線は父が亡くなった後に母の名前に名義変更したのだ。だから母は暗証番号なんて知る由もなかった。後で契約書を探してみたけれどそれらしき番号はわからなかった。もはや死人に口無し。家族で暗証番号を知るものは誰もいない。

こうなってしまってはロックを解除するにはショップに行って暗証番号を再設定するか、郵送で番号を通知してもらうしかない。ショップで手続きするほうが早いだろうが、ここはあえて郵送を選択。どんな形だろうと文書として残すべきだと思ったからだ。

そして待つこと一週間、ネットワーク暗証番号が判明し、ようやくロックを解除することができた。

しかし、届いた通知に書かれていたのは思い切り心当たりある番号だったらしい。

なんで忘れとるねん

というわけで、重要な暗証番号は忘れずに覚えておきましょうというお話でした(笑)

(そもそも最初に適当な番号を入力した俺が悪いんだけどねw)

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