前回の続き
前回は前部サスペンション回りまで組み立てた。説明書は次は後輪の足回りを作るよう指示してあるが、説明書を最後まで精査してみたところ、細かいパーツは後から取り付けたほうが良さそうなので、説明書の順番は無視して先にボディの塗装をすることにした。
続きを読む久しぶりにプラモデルの製作記事を書こうと思う。
今回作るのはハセガワの「ホンダ シビック CVCC GL (SC-1) 2ドア」である。
http://www.hasegawa-model.co.jp/product/20360/
この車は今から40年ほど前に父が購入し、7~8年くらい我が家のファミリーカーだった。グレードはCVCCだったかは覚えていない……というか当時子供だった自分は関心がなくてグレードまで知らないが、赤いシビックが車庫にあった。家族で車で出かけるときは、前席には両親が座り、後ろには自分と妹が乗っていた。後席は後輪のタイヤハウスが出っ張っていていまいち快適でなかったのを覚えている。2ドアなので乗り降りも面倒だった。
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世界最大で最強の戦艦として建造された大和。
しかし海戦の主役は戦艦から航空機へと変わり、活躍の場を与えられることもなく、沖縄の米軍に対して片道特攻という苦し紛れで愚かしい作戦によって短い生涯を終えました。
大和は誰もが知る日本の戦艦だが、戦時中は最高の軍事機密であったため一般の国民にその存在が知らされることがなかった。有名になったのは機密など関係がなくなった戦後で、絶望的な出撃による悲劇的最期が日本人の琴線に触れ、映画やアニメなどのテーマに取り上げられてさらに知名度が上がることとなった。
もちろん旧日本海軍をモチーフとする『艦これ』でも艦娘としての大和が登場する。最初は2013年夏イベントの最終海域突破報酬として先行実装され、その後に「大型艦建造」システムの目玉として本実装となった。
自分が『艦これ』を始めたのは2013年の秋なので夏イベントでの入手はできなかったが、大型艦建造でうまく引き当てて2014年2月に我が艦隊の一員となった。実際の艦と同じく強力な火力と引き換えに資源をバカ食いするのが玉に瑕だが、要所要所で戦線に投入することで多大な戦果をもたらしてくれる、非常に頼れる艦娘だ。本物の大和はろくに戦果を挙げずに沈んでしまった。だからこそゲームの中では活躍させてあげたい──それが『艦隊これくしょん』の提督の務めなのだ。
そんなわけで今回作成するのは艦これモデルの大和。
大戦を生き延びた雪風は中華民国(台湾)で<丹陽>と名前を変え、艦隊旗艦として活躍した。その影響で台湾の『艦これ』プレイヤーの間でも雪風は人気があるようだ。
旧日本海軍の駆逐艦<雪風>は太平洋戦争の主要な海戦に参加しながらも終戦まで生き延びた幸運艦として知られている。あの大和の沖縄特攻に随伴しながらも日本に帰還したのだからその強運ぶりが窺い知れるだろう。終戦後は復員船として働いた後、中華民国(現在の台湾)に賠償艦として引き渡され、そこでも持ち前の強運を発揮して活躍したそうだ。
『艦これ』の雪風は史実を反映して「運」のステータスが全艦娘中で最も高く、ほかの能力値も平均的な駆逐艦よりも強めに設定されている。そのため出撃機会が多くケッコンカッコカリまで届いていないものの練度は結構高い。ゲームでも数々の作戦に参加し、沈むことなく今にいたっている。
プラモのほうはアオシマから出ている『艦これ』パッケージの雪風を製作する。前回の島風と違い、外箱が『艦これ』コラボ専用のものになっている。
島風は旧日本海軍で最高速の駆逐艦で、艦隊決戦において主力艦に随伴し、その40ノット以上の高速性能を活かして敵艦隊に肉薄、五連装酸素魚雷3基合計15本の魚雷で敵を仕留めることを目的に建造された。しかし、太平洋戦争では海戦の主力は航空機に移ってしまい、大艦隊同士が大砲を撃ち合う決戦など起こらず、島風の活躍の場は皆無と言ってよかった。