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あきらめたら負けなんです! ─ 『ガールズ&パンツァー』

最近「ガールズ&パンツァー」(通称:ガルパン)というアニメの影響で戦車のプラモデルがよく売れているそうだ(「パンツァー」というのはドイツ語で「戦車」とか「装甲」という意味、決して「パンツ」の崩した言い方ではないので念のため)。ガンプラに手を出す前はまったく関心がなかったが、模型つながりでどんな内容のアニメなんだろうと興味が湧いてきたので、バンダイチャンネルで視聴してみた。
アニメ公式サイト
http://girls-und-panzer.jp/
事前の情報やイメージ画から女の子たちが戦車に乗ってドンパチする萌えアニメだろうと思っていたが、いやはや、まったくそのとおりであった(笑)。ドンパチといっても戦争で殺し合いをする殺伐とした話ではなく、「戦車道」という武道として戦車戦を行ない、それを通じて主人公たちの成長を描く物語だ。
戦車道・・・・そんな武道があるのなら、俺もやってみたいぞ!と思ったものの、作中では戦車道が「女子のたしなみ」とされていて、男子ではなく女の子たちが戦車に乗り込む理由付けとなっている。「西住流」といった流派まであったり、そのへんはアニメの世界の話だし、まあ、いいんだけど、それにしても、セーラー服の女子高生が戦車を操る姿はなかなかシュールである。とはいえ、不利な状況で震える手を抑えながら皆を鼓舞する主人公とか、思わず「がんばれ!」と感情移入してしまう場面も随所にあり、ガルパンという作品に惹きつけられる。
登場する戦車は第二次大戦以前に現実に存在していたもので、CGでけっこう細かいところまで再現されていた。自動車とは違って制動距離が極端に短い戦車の動きが妙にリアルで、おおっ!と思わせられる。「敵戦車の次弾装填には時間がかかるから、まだ大丈夫」みたいなセリフとかマニア心をくすぐる仕掛けがちりばめられいて、こりゃ好きな人にとっては辛抱たまらんだろ。マニアでなくても、戦車のハッチから身を乗り出して真剣な表情で周囲を警戒する娘さんたちに萌えてしまうだろ、実際、おっさんがガルパンのキャラが描いてある戦車プラモを買ってしまうくらいに!!

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『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』アニメ化

「ガンダムエース」という雑誌をご存知だろうか?
名前から想像できるとおり、ガンダムに関するというか、ガンダムオンリーの漫画雑誌なのだが、ここで連載していた「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」という作品がとうとうアニメ化するらしい。
これは初代ガンダムのスタッフである安彦良和氏が描いた初代ガンダムのリメーク作品だ。TVシリーズで語られなかった時代背景や裏話を織り交ぜ、原作ストーリーを大筋でなぞりながら矛盾点を修正して再構成した漫画なのである。
私は雑誌こそ講読してはいないが「THE ORIGIN」の単行本は全巻購入してたりする。やっぱりガンダム世代として、どんな形であれ宇宙世紀が舞台の作品は見逃せない。しかも1stガンダムのリメークときたら絶対はずせないっしょ! 今のところ「THE ORIGIN」のアニメがどういう形で供給されるのか不明だが、TV放送はもちろん、映画だろうとOVAだろうとネット配信だろうと必ず視聴するよ!
しかし、1stガンダムから30年以上経過して、当時出演していた声優さんが何人か既に亡くなっているわけで、ホワイトベース艦長ブライト・ノア役の鈴置さん、セイラさん役の井上遥さん、マ・クベ役の塩沢さん、と重要な役どころの人が多い。これらの代役が誰になるのかというのも気になるところだ。
情報元:
http://natalie.mu/comic/news/51851
http://gigazine.net/news/20110625_gundam_the_origin_anime/

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終わらない夏休み 『涼宮ハルヒの憂鬱』

夏休みが終わらなければいい……なんてことは、誰もが子供の頃に思ったことがあるだろう。だけど時の流れは非情で、決して止まることなく、さまざまな出来事と思い出を残し、厳然と9月1日はやってくる。夏休みは終わるのである。
ところが、夏休みを終わらなくしてしまった奴がいた。
いうまでもない、
我らがSOS団団長、涼宮ハルヒである。
2006年版『涼宮ハルヒの憂鬱』でアニメ化されなかったエピソード『エンドレスエイト』が、春から「あらためて」放送中の2009年版『涼宮ハルヒの憂鬱』で映像化された。
夏休みも残り2週間という8月17日、ハルヒに呼び出されたSOS団の面々は、プールでひとしきり遊んだ後の喫茶店で、「残りの夏休みを思いっきり遊び倒すわよ!」と宣言される。そうして、ハルヒに逆らうわけにはいかない宇宙人、未来人、超能力者と、いやいやながら付き合う普通人キョンは、連日ハルヒの立てたお遊び計画をこなしていくことになる。しかし、あることがきっかけで夏休みの最後の2週間が延々とループしていることが発覚する。8月31日の24時になると、リセットボタンを押してセーブしたところからやりなおすRPGのごとく、ハルヒの不思議パワーで何もかもがリセットされて8月17日に戻ってしまうのだ。驚くキョン達だが、時空を超越した情報統合思念体の人間型端末である長門有希だけがすべてのループを記憶していた。彼女によると繰り返した回数はなんと1万5千回以上! 原因はハルヒが夏休みに何かをやり残したことにあるようなのだが……。散々遊びまくっているのにハルヒは一体何をやり残したというのだろう。キョン達はそれに気付くことができるのだろうか?
原作小説ではループから脱出できた最後のシーケンスだけを扱っているので、アニメでもそうなるだろうと思っていたら、予想を裏切ってアニメでは複数回にわたって脱出に失敗したシーケンスまで描写している。つまりハルヒのしたいことを思い付けずに終わり、次回もほとんど同じ内容の話を放送するという、新作アニメにあるまじき事態に陥っている。ちなみにこの記事を書いている時点で4回だ。『エンドレスエイト』が4回連続で放送されているのだ。
ただ――、
毎回話の流れは同じだけれど、演出やカット割りは各話で異なっているし、キャラの着ている衣装も毎回違っていて、同じシーンを使いまわして手抜きしているわけではない。同じように見えてすべて新作なのだ。回を重ねるごとに真相に近付いている演出も見受けられる。要するに製作側はわざとこういう構成にしているのである。ネットでの反応を見ると、これは主人公達と同じような焦燥を視聴者に感じさせるのに成功している。この話のオチを知っている原作既読者も「ははん、やっぱりそうきたか」と上から目線で見るのではなく、「いつ終わるのだ?」とドキドキしながら見ざるを得ない。自分も小説を読んでいる口だが、こういう手法でサプライズを仕掛けてくるとは予想外だった。
ネットの噂では『エンドレスエイト』は6話分用意されているという。また、別の噂では8月いっぱいまで『エンドレスエイト』が続くというのもある。8月いっぱいって10話近く消費することになるので、まずないとは思うが、いずれにせよ、視聴者が飽きる前に解決編を放送したほうがいいんでないの?、と思うのだが……いったい、どうなることやら。
公式サイト
http://www.haruhi.tv/

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笹の葉に願いを乗せて 『涼宮ハルヒの憂鬱』

2006年春に放送された『涼宮ハルヒの憂鬱』は、原作既読者にもサプライズを与える意図で、メインストーリーの『憂鬱』を機軸にしつつも、時系列をシャッフルして放送されたらしい。「らしい」というのは、その当時ハルヒのアニメはおろか原作小説にもまったく関心がなく、当然、放送を見ていなかったからだ。この時どういう順番で放送されたかはWikipediaに記載されているのでこちらを見ていただくとして、この春から「あらためて」放送されている2009年版『涼宮ハルヒの憂鬱』はどうかというと、もはやサプライズもなにもないということなのだろう、しっかりと物語の時系列に沿う形で放送されていた。しかし、ただ時系列順に並び替えて再放送しているのかと思われた矢先にサプライズが訪れた。予告も宣伝もなしに、8話目で2006年版では放送されなかったエピソード『笹の葉ラプソディ』が放送されたのだ。
『笹の葉ラプソディ』は涼宮ハルヒシリーズにおいて非常に重要なポジションを占めるお話だ。あらすじをちょっと紹介すると・・・
期末テストの迫る七月七日、主人公キョンは未来人の朝比奈みくるに頼まれて3年前の七夕へタイムトラベルすることになる。3年前といえば、ハルヒが「あの力」を手に入れたとされる時期だ。キョンはそこでなにを見、なにをするのか?――あとは見てのお楽しみってことにしておこう。
ところで、涼宮ハルヒの第二シーズン――いわゆる『二期』が製作されるという噂はかなり前からあったようで、二期ではシリーズ最高傑作と謳われる『涼宮ハルヒの消失』の映像化が有力視されている。しかし、そのためにネックとなるのは、『消失』につながる重要なエピソードが一期でアニメ化されなかったということだ。そのエピソードこそ『笹の葉ラプソディ』なわけだが、もし本当に二期が『消失』をメインストーリーに据えるなら『笹の葉』を放送しなければならない。でも、いつ、どうやって? 二期の最初で放送するのも手だが、このエピソードは物語の時系列の初期に起こるから、取って付けたように放送すると、二期から見た人や原作を読んでいない人はいきなりの急展開に戸惑うだろう。二期では一期で放送したエピソードを抜かすことになるはずだから余計訳がわからなくなる。
そこで、「あらためて放送」ってわけだ。今回の新作の放送を受けて、ネット上では『ハルヒ二期』が始まったという意見が散見される。でも、これって本当に二期なのだろうか。私は今回の放送は二期ではないような気がする。一期で放送しなかったエピソードを新たに製作し、一期と交ぜて放送することで、違和感なく『消失』につなげる下準備のように思えるのだ。つまり、「あらためて」が終了した後に、真の二期が始まるはずである!!……まあ、もちろん、これは自分の妄想なんだけどねw
とにかく、『笹の葉』が放送されたことで、「あらためて放送」は単なる再放送ではないことがわかった。今後も新作エピソードが放送されないか期待して見ていくことにしよう。
公式サイト
http://www.haruhi.tv/

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改めて放送? 『涼宮ハルヒの憂鬱』

私は書店に行くとたいていライトノベルのコーナーをチェックする。ずーっと発売が延期されている涼宮ハルヒシリーズの最新刊『涼宮ハルヒの驚愕』が出ていないか――あるいは、なんらかの情報がないかと期待してのことだ。だから、先日本屋に行ったときもライトノベルのコーナーに足を運んだ。
『驚愕』はまだ出ていない。しかし、涼宮ハルヒシリーズの文庫が平積みしてされていて、「4月からアニメ放送開始」みたいな帯が付けてあった。アニメの続編が放送になるのだろうか、と思ったが、どうやら違うようだ。2006年春に放送した第一シリーズ『涼宮ハルヒの憂鬱』を「改めて」放送するってことらしい。
「改めて」ってどういうことだろう。再放送のことか? ならば素直に「再放送」という表現を使うだろう。よくよく調べてみると、非角川系のサイトでは「再放送」と書いているところがあるが、権利元の角川系情報ソースは頑なに「改めて放送」と表現している。「改めて放送」と「再放送」は似ているようでニュアンスが違う。
そんなわけだから個人のブログなんかでは、角川が何か企んでいるのではないかと憶測が飛び交っている。第一シリーズはエピソードを時系列順にではなく、順番を入替えて放送したので、第二シリーズを見据えて「改めて」時系列に沿う形で放送するのではないか? ただ単に再放送するのではなくて、新規エピソードを混ぜて放送するのではないか? いやいや普通に再放送でしょ? etc
個人的には、涼宮ハルヒシリーズの中に結構重たいSF的ガジェットを見つけるまでは、ただの萌えアニメだと思ってまったく関心がなかった。当然2006年の放送は観ていないので、今回の放送が単なる再放送であろうとテレビで涼宮ハルヒを視聴できるのなら大歓迎である。そこになんらかのサプライズが仕組んであるなら、これはもう目が離せない。
というわけで、春から視聴決定。例によってこの手のアニメは深夜に放送されるので、BDレコーダーに活躍してもらおう。
SOS団公式サイト
http://www.haruhi.tv/
放送スケジュール
http://www.haruhi.tv/schedule.html

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「あたしの歌を聞けえ!」── マクロスFRONTIER Blu-ray DISC 第1巻

25年前、『超時空要塞マクロス』から始まったマクロスシリーズ。その集大成が『マクロスFRONTIER』だ。昔マクロスにはまった私が春にブルーレイレコーダを買ったのはひとえにこのアニメを見るためだったのだ。
毎週録画して見ているけど、映像特典目当てにブルーレイディスクも購入。アナログとは一線を画す地デジの高画質に満足していたが、それを上回るブルーレイの画質に驚愕! いやー、マジでブルーレイ買ってよかったわ。
マクロスにはシリーズを通して共通のキーワードがある。それはすなわち、「戦争」「歌」「三角関係」である。マクロスと名が付く作品には必ずこの三つのキーワードからなる要素が含まれている。一見するとガンダムのようなリアル志向のロボットアニメのようだが、マクロスの本質は三角関係から生じるメロドラマだ。それがSF的、ロボットアニメ的に味付けされているのである。昔はクオリティの高い戦闘シーンやアクションシーンに目を奪われがちだったが、大人になって旧作(特に初代マクロス)を改めて観てみると、ちょっとこっぱずかしい展開に赤面しちゃいそうだよ、いやホントにw

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「痛みがあるほうが生きている気がする」 ── ストレンヂア無皇刃譚

目を見開き、歯を食いしばり、血潮を飛び散らせ、汗が噴出し、痛みに耐え、剣が爆ぜ、火花が飛び散る。戦国の世の日本で異邦人達が繰り広げる本物の戦い。実写では決して表現し得ないスピード感とアングル。お茶を濁すご都合主義のファンタジーなどないリアルな時代劇アニメーション。それが「ストレンヂア無皇刃譚」である。
いやあ、去年映画館で見たけど、家で改めて視聴してまた感動してしまったよ。
今回は先日せっかくブルーレイディスクを再生できる機械を購入したのでBD版をゲットした。
主人公である「名無し」と仔太郎の声は、それぞれにジャニーズ所属のタレントが当てている。本業が声優ではない人が声優をやると、どこか違和感があったり、時には全てがぶち壊しになってたりするが、この作品はそんなことはなく、演技に特に問題はなかった。そういった意味でも安心してお勧めできる作品である。
ただし──
残虐なシーンが結構あるので、子供にはお勧めできません。

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「過度な期待はしないでください」 ── みなみけ

端的に言ってしまえば、アニメ「みなみけ」は、しっかり者の長女・春香、お調子者の次女・夏奈、天才肌の毒舌家三女・千秋、南家三姉妹が織り成す平凡な日常を淡々と描く物語である。
週刊コミック誌に連載されている漫画が原作で、その雑誌が昔昼飯を食っていた喫茶店に置いてあり、飯を食いながら読んでいた。そういう経緯で「みなみけ」のことを知っていたわけだが、ネットでアニメ化されていたことを知り、動画サイトで見てみたら、原作どおりの雰囲気というか空気感が再現されていて一発で気に入ってしまった。
「みなみけ」は冒頭の紹介文の通り、三姉妹の日常を淡々と描くお話だ。すべてを覆す超展開は一切なし。ほんわか進むストーリー。でも最後の落ちでアハハと笑わせてくれる。そんなエピソードの集まりなのである。「わくわくどきどき」よりも、ほんわかなごみたい人にオススメ。原作を知っている人はもちろん、知らない人も、是非見やがってください。
なお、原作には少々露骨なお色気シーンがありますが、アニメではその辺は自主規制されていますので、過度な期待はしないでください。

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「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」──涼宮ハルヒの憂鬱

人類はかつて地球が宇宙の中心であると考えていた。
だが、数学・物理学の発達、望遠鏡の発明と客観的観測によって、それは誤りであることに気付いた。地球は宇宙の中心どころか太陽を回る一惑星に過ぎず、太陽すら数多ある恒星の一粒でしかない。そんなことを思うと人間なんて本当にちっぽけな存在だ。
しかし、それもまた誤りだったら? かつて神話と宗教が誤った世界観を人々に抱かせたように、科学もまた人々に誤った認識を持たせてはいないだろうか? 真実はちっぽけな存在であるはずの人間こそが宇宙の中心かもしれない。とりわけ日本列島のあるところに住む一女子高生が!
──というのが「涼宮ハルヒの憂鬱」のバックグラウンドだ。
小さい頃、「マジンガーZ」や「ガンダム」などのロボットアニメを見て育った私は、萌え系アニメはあんまり好きじゃない──そんなもん見て喜ぶ年でもないしw まあ、それっぽい要素があってもカッチョエエロボットが出てくるとついつい見てみようかなと思ってしまうが、「涼宮ハルヒの憂鬱」にはそれもない。たまたま訪れたサイトで動画を見るまでは、自己中心的性格の女子高生を中心にしたドタバタ学園ドラマだと思っていた。
ところが、蓋を開けてみると、グレッグ・イーガンのSF小説を髣髴させるような現代日本の高校を舞台にしたハードSF作品だった。異論はあるかもしれないが、私はそう思ったのだ。表向きは全然そんな風に見えず、最初思ったような学園ドラマだし、レビューも萌え要素を強調するものが多いので、面白い設定があるなんて思いもよらなかった。そんなわけで、レンタルだけどDVD全巻見てしまったよ。若者向けのライトノベルが原作のようだが、それも読んでみようかと思ったりなんかしてw
──ていうか、この作品を見て、「また高校時代に戻れたらなぁ」としみじみ思ってしまったよ。やっぱ、若いっていいわなww

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「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」──ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

「エヴァンゲリオン? ああ、パチンコのあれね」
・・・などという人が多くなった今日この頃。
パチンコなんぞ学生時代に痛い目にあってやめてしまったので、「エヴァ」のパチンコ台のことなど知らんが、アニメのほうは知らんわけではない。今を去ること12年前、朝会社に行く前の30分、偶然「エヴァ」の初回放送をテレビで見てしまい、「なかなか面白いじゃないの」と思ったのが運の尽き、毎週録画してまで見ていたのだった。そして、DVD-BOXが出たとき、思わず予約して買ってしまったのだ(‘∇’)
テレビ版はなんだか多くの謎を残したまま終了し、その後、尻切れトンボのストーリーを補完するために劇場版が作られたが、それでもなおよく分からない結末だった。
そして今回、「エヴァ」のリメイクとして新たな劇場版が作られた。なんでも3部作となるらしく「序」がその第一部にあたる。公開になるまではあんまり興味がわいてこなかったが、先週見に行った映画の冒頭で「エヴァ」の予告編を見たら、本編のほうも見たくなってしまった。
そんなわけで、新劇場版を見てきたわけだ。
これを書いている時点ではまだ公開中なので詳しくは書かないが、今回の第一部「序」は、基本的にテレビ版前半のストーリーを踏襲していた。しかし、テレビ版とは違ってCGをふんだんに使って作品のクォリティは格段によくなっている。エンディングロールの後に第二部の予告編がチラッと流れたのだけれど、第二部「破」からはテレビ版とは違った展開になりそうだ。今から楽しみにしておこう。
http://www.evangelion.co.jp/

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