オリンパスのカメラがなくなってしまうかもしれないから

これを書いている現在、オリンパスが90年代のバブル崩壊で生じた有価証券の損失を20年近く隠し続けてきたということが盛んに報道されている。カメラ部門はいまいちだけど、医療部門で高い利益を得ている優良企業だと思われていたのに、巨額の負債を抱えていたことが分かり、信用は失墜。株価は連日のストップ安で問題発覚前の五分の一までに急落。果ては上場廃止か倒産か?という状況まで追い込まれている。
昔からのオリンパスファンからしたら、なにやっとんねん! と怒りを通り越して呆れてしまう。技術的には独創的で良いものを持っているのに非常に残念だ。
しかし、オリンパスユーザーとしてはここでひとつの懸念が生じたわけだ。
一度失った信用は並大抵のことでは元には戻らない。風評に流されやすい一般消費者はオリンパスの製品を買わなくなってしまうだろう。つまり、もしかしたら不採算のカメラ部門を切り捨ててしまうんじゃない? そうなったらもう純正品は手に入らないんじゃない? ならば手に入れることができるいまのうちに買っちゃおうか・・・。
というわけで買いました(笑)。E-P1用のレンズ2本。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

どんな画が撮れるかはまた後日。
なんでレンズなのかというと、オリンパスのサービスが終了し、カメラ本体が壊れて修理不能となってもレンズは同じ規格を採用しているパナソニックのカメラで使えるからだ。本当は最新型のPENも欲しいけど、もうちょっと様子を見ようと思う。
それにしても、オリンパスは今後どうなってしまうのだろうか? 個人的にはカメラ部門も引き続き保有しながら再建してほしいところなんだけど……。とにかくファンとして動向を注視していこうと思っている。


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