アクセラSKYACTIV徒然

アクセラSKYACTIVが納車されてからおよそ1週間、通勤等で毎日乗って、気付いた点を書いてみる。
SKYACTIV-Driveについて
アクセラの6ATは一般道定速走行で1200~1500回転くらいをキープする。発進加速は3000回転、通常加速で2000回転くらいでシフトアップし、シフトダウンは大体1000回転くらい(もちろんキックダウン時はこの限りではない)。5MTだった前車では2000回転キープを目安にシフトチェンジしていたから、感覚的にかなり低い回転でシフトチェンジしている印象だ。自分が思うよりも1段高いギアを選んでいる感じ。たぶん燃費を意識してのセッティングなのだと思うが、なんだか物足りない。エンジンをぶん回して楽しく走るにはマニュアルモードを使えってことなのだろう。
i-stopについて
i-stopには成立条件があって、速度ゼロは当然として、ブレーキやバッテリーの状態、エアコン使用時の室内温度なども適正じゃないと動作しない。ブレーキを緩めたりステアリングを動かすとエンジンが再始動するが、意図せずに再始動させてしまったら、i-stop条件を満たしていても再び走行して停車するまではエンジンは止まらない・・・と思っていたが、セレクトレバーをN(ニュートラル)にするとアイドリングストップすることが判明。
以前の記事で1時間の通勤時間中に20分は信号待ちで停止しているのでは?と書いたことがあるが、アクセラにはエンジンをONにしてからOFFにするまでに信号等で停車していた時間をマルチインフォメーションディスプレイに表示する機能があるので、実際にどれだけ停車しているのか確かめてみた。結果として通勤時間の3分の一から4分の一、つまり1時間当たり15分から20分ほど停車していることがわかった。通勤経路には高架やアンダーパスのおかげで数キロにわたって信号がない区間があるのだが、それを除くとおそらく2分の一くらいになるのではないかと思われる。予想はしていたとはいえ、それが事実だったいうことに吃驚。アイドリングで消費する燃料なんて大したことないと思っていたけど、具体的な数値が提示されるとアイドリングストップってけっこう大事なんだなって思った次第。
燃費について
アクセラには瞬間燃費やトータルの平均燃費以外に、エンジンをONにしてからOFFにするまでのワンドライブ燃費を表示する機能がある。それによると通勤時の燃費は15~16km/Lくらいだった。「えー、マジかよ!」と言いたくなるくらいの良燃費。ちょっと信じがたい(笑)。時間的に通勤ラッシュのピークを外しているのが効いているのかもしれない。ところが、これがノロノロとしか進めない渋滞路になると10~11km/Lくらいになってしまう。

マルチインフォメーションディスプレイにどんな素晴らしい数値が表示されようと、車のオーナーにとっては給油してから次に給油するまでに、どれだけ走り、どれだけガソリンを消費したかが本当の燃費である。初代アクセラは満タンから400km走ると燃料計の針は残り3分の一付近を指していた。だから走行距離400km超を給油の目安としていた。新アクセラは納車直後に給油してから既に400km近く走ったが燃料計の表示はちょうど半分のところにある。カタログでは初代と二代目の燃料タンク容量は同じ55L。これの示す意味はやはり・・・・1.5リッター従来型エンジンのアクセラより2.0リッターSKYACTIVのほうが燃費がいいってこと?

てなわけで、「本当の燃費」を確かめるために給油してみた。
結果は・・・走行距離426.9kmに対して給油量27.01Lで燃費は15.8km/L。
おおおおおおおおお、マジで燃費いいじゃん!!
ちなみに燃費計の平均燃費は
 15.7km/L
満タン法との誤差は0.1km/Lのみ、ということは燃費計の値はほぼ信頼していいようだ。
正直言って、排気量が増えたし、いくら燃費のいいエンジンだといっても、実燃費は1.5リッターの初代アクセラと同等(12km/l)程度だろうと思っていた。でも、蓋を開けてみたら15~16km/Lだったのは大変満足だ。これなら長く付き合えそう。そんな気がする。


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