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「ハセガワ 1/24 ホンダシビックフェリオ」の製作 その3

その2の記事でシビックと同クラスの国産車はアクセラとオーリスくらいしかないと書いたけど、その後調べてみたら、スバルインプレッサや三菱ギャランフォルティスとかあったわ(笑) インプレッサは世界ラリー選手権で活躍していたころはすごく好きな車だったけど、ワークス活動から撤退してからは大して印象に残らないんだよなあ。出来はすごく良いらしいけど……。
というわけで、前回の続き

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「ハセガワ 1/24 ホンダシビックフェリオ」の製作 その2

今現在、日本ではシビックと名のつく車は販売されていない。北米や欧州で現地仕様のシビックがあるようだが、逆輸入して売ろうという動きもない。欧州シビックはけっこう好みなんだけど日本に持ってきてくれないものかねえ。同クラスの車を国内で探すと、マツダアクセラ、トヨタオーリスぐらいしか思いつかない。あとは輸入車くらいか。たまたまアクセラのデザインが気に入って乗っているけど、もっと選択肢が増えると嬉しいのだが・・・・。
それはさておき、プラモ作りである。
前回の続き

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「ハセガワ 1/24 ホンダシビックフェリオ」の製作 その1

9年前に亡くなった私の父はホンダの大ファンで、家にあった自家用車は一貫してホンダの車だった。最初は360cc軽自動車の初代ライフで、その次は初代シビック、その後はシビックを乗り継いで、最後に買ったのはEGシビック(スポーツシビック)のセダンだった。この代からセダンには「フェリオ」というサブネームが付いて、スポーティさが増した3ドアのシビックとは一線を引いたファミリーカーとなった。父はシビックフェリオをいたく気に入ったようで、最低でも10万キロ乗るぞ、と息巻いていたが、皮肉なことに10万キロを超えたのは私と妹がこの車に乗って父の葬儀に向かう道中だった。その後、自分のプジョー206を買い替えるときに同時に下取ってもらい、我が家からシビックが消えた。

そんなわけで、自分の車ではないけれど、父が気に入っていた思い入れのある車を、せめて模型として形を残せたらと思っていた。しかし、ハセガワから発売されていたシビックフェリオのキットはどこの店にも見つからず、半ば諦めていたところ……やってくれましたハセガワさん! 今年になって「1/24シビックフェリオ」が再販! これはゲットしなければなるまい! とは言うものの、気付いたときには、おもな通販サイトで予約は締め切り。手に入るかどうか危うい状況だったけど、某大手量販店の店頭で発見。無事購入できた。

自動車のプラモデルというと、フェラーリなどのスーパーカーやレーシングカーが主流で、普通の車の普通のグレードをモデル化するのはけっこう珍しい。これはVTiというVTECエンジンを積んだ量販グレードで、まさに家にあった車そのものだ。
実をいうと、このハセガワのキットを作るのは2度目だ。最初はシビックフェリオの購入が決まり、納車が待ち遠しいときに作った記憶がある。外装だけメタリックブルーで筆塗りして他は無塗装という大雑把な作りだったけどね。

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こんなご時世だから自衛隊のプラモ作る「ハセガワ 1/72 三菱F-2A/B」(その3)

組み立ても終わり、ここから塗装と仕上げ工程である。
説明書では、機体下面はミディアムブルー一色、上面をミディアムブルーとネイビーブルーで塗り分けるように指定してあるが・・・・・

塗ってみると箱絵と色が全然違う!
なので急遽調色し、明るい青をミディアムブルー70%+スカイブルー30%、暗い青をネイビーブルー90%+コバルトブルー10%に変更。

基本塗装完了。
ちなみに筆塗り。薄めた塗料を何度か塗り重ねている。目を凝らすと筆ムラがあったりするけど、これが限界。上面の迷彩パターンは箱絵を参考にしながらフリーハンドで描いたので、細かいところは実機とは違っている。

ちょっとわかりにくいが、薄めたエナメル塗料で墨入れ中。

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こんなご時世だから自衛隊のプラモ作る「ハセガワ 1/72 三菱F-2A/B」(その2)

ネットの情報を検索してみると、自衛隊は某国と比べて数は劣っているものの、装備と練度で勝っている、という意見をよく目にする。なので、軍事衝突が起きても簡単に敵を退けられるのだという。その根拠として、同盟国との演習で極めて優秀な成績をマークするからだと・・・・読んでいるこっちが恥ずかしくなるような威勢のいい言葉も並んでいる。
だが、ちょっと待て――
自衛隊は強いかもしれないが、だからといってその力を過信したり、相手を侮ったりしてはいけない。同じように日本が質で勝って数で負けていた先の大戦の結末がどうなったか思い出すべきだ。それにシビリアンコントロールの原則から自衛隊は簡単に武器を使用できないことになっている。もし衝突が起きたとして、自衛隊は初戦で大損害を出すんじゃないかと私は思っている。
現場「撃ってきた。反撃していいか?」
本部「ちょっと待て。政府に確認する」
現場「ちょっwwwwいままさに銃口向けられてるんですけどwwww」
本部「確認するから待て」
現場「うわーーーwwww」チュドーン
――みたいな。
だからこそ「戦って勝つ」ことよりも「戦わずに勝つ」ことこそ必定。それを成し得るのが政治であり外交なんだけど・・・・我が国はどっちも冴えないから困るよ。
兵器は抑止力として使ってこそ有用。実際に砲火を交えるなど愚の骨頂。
この記事を読んでいるあなたはどう思う?
さて、プラモ製作の続きである。
しりもち防止のために、機種におもりを仕込むよう説明書に指示があった。適当なものが見つからなかったのでホームセンターで六角ナットを買ってきてエポキシパテで固定した。魚釣り用の鉛おもりがあれば、それを使うのがよさげ。
胴体の組み付け。
隙間や段差ができないように慎重に。

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こんなご時世だから自衛隊のプラモ作る「ハセガワ 1/72 三菱F-2A/B」(その1)

このところ歴史や領土問題に絡んで我が国に対して「右傾化!右傾化!」と喚く国があるが、勝手に妄想を膨らませて、ありもしない脅威を喧伝し、領土を掠め取ろうと挑発を繰り返し、挙句の果てに空母を作ったり、と該当国が軍拡に進めば、そりゃ日本のだって対抗手段を持たざるを得ない。それが抑止力というものだ。安保条約を結んでいるアメリカもどこまで本気で日本を守ってくれるか怪しいしな・・・・。
ということで、いざってときに日本を防衛するのは陸上、海上、航空の各自衛隊なわけだが、その自衛隊がいかなる装備で有事に備えているのか、自衛隊が所有する武器、兵器のプラモを作って理解を深めていこうと思う。
その第1弾として、今回は航空自衛隊の支援戦闘機「三菱 F-2」を作る。
F-2は国産戦闘機「F-1」の後継機で、F-1と同様に日本単独で開発しようとしていたけど、アメリカが難癖をつけて日米共同開発となった。その姿から想像できる通り、アメリカのF-16戦闘機をベースにしているが、中身はまったく別物といっていい。だいたいサイズからしてF-16より二回りくらい大きい。
F-2の任務は日本に侵攻しようと近づいてくる艦船の阻止と、万一敵軍の上陸を許した場合の対地支援である。高性能の対艦ミサイルを4発搭載できるのは、海に囲まれた日本ならではの性能で他では類を見ない。対空迎撃任務はお門違いかというと、そうでもなく、領空侵犯を阻止するアラート待機(スクランブル)にも使われている。当初は短距離用の空対空ミサイルしか搭載できなかったが、最近の電子機器の更新で国産の中距離対空ミサイルも使用可能となったそうだ。
さて、プラモデルのほうであるが、ハセガワの「1/72 三菱F-2A/B」を作っていく。このキットは単座のA型と複座のB型のコンパチモデルで、どっちを作るか選ばなければならない。今回はA型を製作する。。
飛行機プラモは子供のころに「F-4ファントム」を作ったような気がしないでもない。まあ、実質初めて作るようなものだ。

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