レンズの話 キヤノン編

去年、EOS 20Dを買った理由に銀塩EOSのために買ったレンズを利用したいというのがあった。
どんなものを持っているか列挙してみると、
1. EF28-80mm F4-5.6 USM
2. EF80-200mm F4.5-5.6 USM
3. SIGMA APO 170-500mm F5-6.3
1はEOS 5QDのボディと一緒に購入した標準ズーム。2は望遠レンズが欲しくなり買い足したもの。3は鈴鹿サーキットでレースの写真を撮るために買った超望遠ズーム──どれも高価なレンズじゃなくて廉価版の安物ばかりだ。まあ、これらを買ったのは10年近く前で、その当時は大してお金を持っていなかったので仕方がないといえば仕方がないw 最初は安物を買っても欲が出てグレードアップしたくなるのがマニアの辿る道だけど、これらのレンズはずっとアップデートされることがなかった。なぜなら、主力カメラがコンパクトデジカメに移行したため、EOS 20Dを買うまで一眼レフからは遠ざかっていたからだ。
3本とも古いとはいえEOS 20Dに装着しても、ちゃんと動くのは驚きだ。だけど、EOS 20Dは、「EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM」とセットのレンズキットを買ったため、1の標準ズームはお役御免となった。今は銀塩EOSに付けっ放しにして封印中だ。2は使うことがあるかも知れないが──まあ、性能的に物足りないものがあるのでほとんど使わないだろう。3については、昔のようにレースの写真を撮りたいといった目的があるなら使い道があるかもしれないが今はそれがない。日常的に使うには焦点距離170-500mmは使い勝手が悪すぎる。だからこいつは中古屋に売却予定である。まあ、要するに、3本とも使わないということだ。
というわけで、レンズ資産を言い訳にキヤノンにする必要がなくなり、今まで縁がなかったニコンのカメラD200を購入する踏ん切りがついたというわけだ。ウン十万もする高級レンズを持っていたなら話は別だけど、3本とも安物だしぃ~w
かといって、大枚叩いて買ったEOS 20Dを手放すのは惜しい。なんだかんだいってキヤノンのカメラには愛着がある。ニコンとキヤノン、それぞれ異なったレンズラインナップにして使い分けていくのもいいかもしれないな。

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