オーバーハング

206SWを点検に出すついでにタイヤをスタッドレスに入替えてきた。時期的にはちょっと早いが、去年は12月上旬から気温が低く凍結や雪の日が結構あったので、早いに超したことはない。
作業終了まで代車を借りて家に戻って待つことにしたわけが、その代車というのが日産の旧型ステージア
昔の日産はデザインがダサくて、欲しいと思う車がほとんどなかった。ステージアはスカイラインのワゴン版みたいな位置付けで、性能はなかなかのようだが、他の日産車と同様にかっこ悪くてまったく興味が無かった。まあ、自分の車にするのは気が進まないけれど、借りて乗るくらいは別に文句はない。それに、代車がステージアと分かって、試してみたいことが出てきた。試すといっても、限界性能を試す、とかそういうのではない。自宅の駐車場に入るか試したいのだ。
以前、自分が停めているマンションの駐車場はサイズ制限があることを書いた。機械式2段式の下段に入れている関係で、長さ5000mm、幅1800mm、高さ1550mmに制限されている。制限はそれだけじゃなくてリアオーバーハング1260mm以下というのもある。後輪から後ろが長すぎると、タイヤが車止めに当たる前にバンパーが後ろの壁に当たってしまう、というわけだ。206SWのようなコンパクトワゴンは問題なく入庫できるが、それより大型でオーバーハングが長いステージアは入庫できるのだろうか?
なぜそんなことを気にしているのかというと、前々から気になっていた車がステージアとほぼ同じ大きさのステーションワゴンだからだ。ステーションワゴンは荷室の容量を稼ぐためにオーバーハングを延ばしているものが多い。206SWもまさにその手法でハッチバックからワゴンに改造されている。だけど、ウェブで諸元を調べてもオーバーハングの数値は見つからない。ならば、実車か似た大きさの車を実際に入れて確かめればいい、というわけだ。
実は「気になる車」というのはスバルレガシーだったりする。そのSUVバージョンのアウトバックも結構気に入っている。
毎日の通勤や買い物に使うくらいなら206SWで充分だけれど、帰省など大量の荷物を積み込むようなときは容量不足を痛感する。以前は、年に数回のことのために大きい車を買うのは馬鹿馬鹿しいと思っていたが、今は違う。荷物をたくさん積んだりするような時って「特別な時」であることがほとんどなんだよね。特別だからこそ、不便だったり、我慢を強いたり、ってことがないようにしたい。そんな考えがあって、たどり着いたのがレガシーというわけ。
ステージアは問題なく入庫できた。「気になる車」だったレガシーがちょっと現実味を帯びてきたな。とはいえ、大した不具合もなく元気に走る206SWを手放すのも惜しい。206SWが走行距離10万kmに差し掛かるあたりが換え時だろう。となると、現在5.2万kmで年間2万km走るから、あと2年半後くらいか。まだ先の話だし、その時の条件によって欲しい車は変わっているかもしれないが、選択肢の一つに入れておこう。

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