2013年スーパーフォーミュラ第7戦

11月9~10日に、レース観戦とオリンパス OM-D E-M1のテスト・・・・というか実戦投入・・・・を兼ねて鈴鹿サーキットにスーパーフォーミュラ第7戦を観に行ってきた。
像面位相差センサーを搭載したE-M1がレース撮影でも十分使えるなら、これまでメインで使っていたNikon D800、D300から完全に移行しようと思っていたのだが、結論から言うと、完全に切り替えるのは難しいと感じた。AF性能はE-M5より格段によくはなっているけど、ニコンと比べて当たり外れが大きい。どういうことかというと、決まるときはピタッと決まるのだが、外すときは画面のどこにもピントが合っていない写真が出来上がるのだ。これはどうもフォーカスを大きく動かすときの(レンズの)動作スピードが遅いのが原因のような気がする。フォーカスの移動量が少ないときはバッチリ決まるから多分これで間違いないと思われる。今回使ったのは比較的廉価な(しかも解放F値が暗い)75-300mmのズームレンズだったが、もっと高級で高性能なレンズならうまくいってたかもしれない。
ちなみに、ニコンはAFに関しては大外れすることはほとんどなく、どこかしらにピントが合っている。しかもフォーカスの移動量が大きくてもスッとピントが合う。
さて、レースのほうは、予選は晴天だったものの、決勝日は雨が降ったりやんだりで、不確定要素が大きい先行きの見えない展開がなかなか面白かった。ちょっとひいきにしているナカジマレーシングのマシンは、午前の第1レースで31号車の中嶋大祐選手、午後の第2レースは32号車の小暮卓史選手がそれぞれ2位でフィニッシュ。シリーズチャンピオンは TEAM無限の山本尚貴選手が獲得した。

サポートレースのFCJ



スーパーフォーミュラ予選の様子
第2コーナー内側の激感エリアより撮影

今回の大会は2レース制で行われた。
第1レースは雨の中の完全ウェット路面。

第1レースの勝者は16号車の山本尚貴選手。

第2レースは雨が降ったりやんだりの微妙なコンディション
最初は多くのマシンがレインタイヤを履いていたけど、路面が乾いてきていると判断した車が早々にピットインしてスリックタイヤに交換。だけど、また雨が降ってきてウェットに・・・・。おかげでレース展開が流動的になった。

第2レースはチームトムスの1号車中嶋一貴選手が制した。中嶋選手は去年のシリーズチャンピオン。

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