今年のWTCC日本ラウンドは残暑の残る9月20~22日に行われた。
去年のWTCCが思いのほか面白かったので今年も観に行ったのだが、20日は金曜日で仕事があるため観戦は21日と22日の2日間だけ。
WTCCは世界選手権であるため、F1と同じように世界中を転戦し、1年に一回だけ日本で開催される。そのためシーズンを通して日本全国で開催されるスーパーGTやスーパーフォーミュラなどと比べて知名度は低い。特にひいきにしているメーカーやチームもなく、日本のホンダがワークス参戦しているからなんとなくホンダを応援しているくらいだ。そのホンダが使用しているマシンが日本で売られていない欧州版シビックだからいまいち応援に身が入らない。以前も書いた気がするが、レースで活躍する車を所有したり運転するのってある種のステータスだから日本でも売ってくださいよ、シビック。
とはいえ、レースそのものは、バンパートゥバンパー、サイドバイサイドの激しいバトルが繰り広げられるのがWTCCだ。それが見たくて応援するチームがなくてもサーキットに足を運んでしまう。
今回持っていったカメラは、予選日がNikon1 V1、決勝日がNikon D800。
予選日はピットウォークに参加するつもりだったので、人混みの中でも身軽に動ける小型軽量のミラーレス、決勝日は激しいバトルをものにするために高性能の一眼レフをチョイスした。
ピット前で整備中のホンダワークスチーム。
ピットウォークの様子。
併催のスーパー耐久の様子。
耐久と名の付くレースだけど鈴鹿では変則的に40分の短時間レースが3レース行われた。
WTCCは26週のスプリントレースを2回行う2レース制
第1レースの勝者はホンダシビックを駆るハンガリー人ミケルス選手。
第2レースを制したのはBMWのトム・コロネル。
コロネル選手はかつては日本のフォーミュラニッポンなどで活躍していたそうだ。