総括!アクセラSKYACTIV

現在乗っているアクセラだが、秋に2回目の車検を控え、走行距離も8万kmを超えたことだし、来年の4月に消費税が上がるだのどうだの言っているので、その前に買い替えることにしました。
なんて言ってみたけど、本当は当初から5年目で買い替えるつもりだったんだけどね(笑)

次のマイカーはマツダデミオのディーゼル車。エンジンやシャシーが共通のCX-3と迷ったけど、ほとんど同じ装備で比較した場合、CX-3のほうが50万円高くなるのはちょっといただけない。SUVに乗ってみたい気持ちはあったが、装備を削って予算内に収めるCX-3より、予算内で好きなオプションを付け足していけるデミオに決めた。

デミオについては納車の時に詳しく書くとして、ここではアクセラの総括をしたいと思う。

走りについて
マツダは自社の技術群をSKYACTIVと称してアピールしているが、2代目アクセラはエンジンとATのみがSKYACTIVのちょっと中途半端なモデルだ。まあ、最初はSKYACTIVなんて無くてマイナーチェンジでSKYACTIV化されたのでしょうがないと言えばしょうがない。
今のアクセラで2リッターエンジンを選んだのは、初代アクセラの1.5リッターモデルを乗っているときに高速道路でパワー不足を感じたからだ。さらにその前に乗っていたプジョー206の2リッター車は非常にパワフルで、そのイメージもあった。しかしアクセラはプジョーほどのパワフルさは無い。もちろん1.5リッターエンジンよりはストレスは感じない。まあ一言で言えば実用的な普通のエンジンだ。特段スポーティというわけではないが、一般ドライバーがちょっとアクセルを踏み込んでぶん回す分にはちょうどいい性能と言えるだろう。
6ATについては一度不具合で交換となったものの、マニュアルモード時のシフトチェンジが早くて結構気に入っている。元々MTが好きだったが、アクセラSKYACTIVでMTを選択できなかったので、マニュアルモード付きのATならいいかと、ある意味妥協したのだけど、それが正解だった。だからデミオでも同じ6ATを選んだ。

燃費について
SKYACTIVエンジンはパワーと省燃費を両立したというふれこみで、確かに燃費は良かった。ただ、たいていの場合「2リッターエンジンとしては」という枕詞が付く。実燃費は自分の使用条件で、流れの速いバイパスを走る通勤では13~14km/L、混雑した市街地は8~12km/L、高速道路では16~18km/Lくらいだった。

i-stopについて
以前ブログの記事にしたが、納車から1年ほどでi-stopが動作したりしなかったりという症状が出た。結局のところこの症状は車検の時にバッテリーを交換したら完治してしまった。だからマツダオーナーでi-stopが働かないという人はディーラーでバッテリーをチェックしてもらうといいかもしれない。あと、スマートキーの電池が切れかかっていると条件が整っていてもi-stopしないのでこちらも疑ってみるべし。
アイドリングストップは燃費向上にはあまり効果がないという意見をたまに聞くけど、自分の実感として、アイドリングストップするとしないとでは2km/Lくらい燃費が違ってくるように思う。

使い勝手について
普段は通勤で一人で乗っているだけなので特段の不便はない。ただ、後席はちょっと狭いかな。

最後に
結局のところアクセラSKYACTIVはちょっと燃費の良い普通のクルマだった。
もうすぐアクセラは我が元から去っていくわけだが、パソコンやスマホを買い替えるみたいな感覚で、なんというか、感慨というものが湧いてこない。ちょっとヘタってきたところに、性能の良いものが新しく出たから乗り換える、そんな感じなのだ。週末だけ運転を楽しむために乗る、といった環境では思い入れも違ってくるのかもしれない。毎日通勤で使う必要不可欠な道具。だからこそ感傷は不要で「普通」ということが大切なのだと思う。新しいデミオとの付き合いもきっとそうなるに違いない。

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