F2仕様のIV号戦車を作ってみて思ったのだが、『ガールズ&パンツァー』を視てIV号戦車のプラモを作ってみたくなった人は、このキットから手をつければいいんじゃないだろうか。ガンプラなんかと比べると敷居が高い気がするが、ガルパンキット第一弾のIV号戦車D型は一癖も二癖もある難物なので、途中で心が折れてしまうかもしれない。それに比べてF2仕様はずいぶんと作りやすいと感じる。でもまあ、主人公メカにこだわらなければ、八九式中戦車がいちばん簡単な気がするけどね。
塗装工程突入。
写真は下地をスプレー塗装したところ。オキサイドレッドの上に薄めに黒を吹いてみた。
基本色はジャーマングレー一色で塗るよう指示されているが、例によってアニメ本編の色調に近づけるために青みを持たせる。
以前作ったD型はダークグレーとブルーグレーの混色だったけど、ちょっと明るすぎたし、設定画では青というより紫がかっているので、今回はダークグレーにパープルを混ぜてみる、比率は50:50。
基本塗装終了。
写真だと微妙な色合いが分かりにくいが、劇中の色調にかなり近い。
車載工具等の装備品を塗装。
デカールでマーキング。
付属のデカールのうち、大洗マーク3枚(大1枚小2枚)、あんこうマーク2枚を使用。あまったデカールはなにか別のプラモに使おう。
半光沢スプレーでコーティングしてデカールと基本塗装を保護。
ウェザリングを施して完成させるのだが、今回は試合前のきれいな状態という想定で砂埃などの表現はなし。それだとなんだか寂しいので、手摺りや装甲のエッジにタミヤウェザリングマスターのガンメタルを擦り付けてディティールを目立たせた。
そんなわけで完成。
戦車模型も大分コツがわかってきたので、大がかりな改造や複雑な塗り分けがなければ1週間もあれば完成させられるようになってきた。模型作りはコツを掴んだらそこで終わりというものではなく、次のステップがあるから面白い。ガルパン熱も冷めやらぬ感じなので、俺の模型道はまだまだ終わらんよ(笑)
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