一日千秋『涼宮ハルヒの驚愕』

昨年末にアニメを見て、自分の中のSF好きの壷に見事にはまった『涼宮ハルヒの憂鬱』。
原作を読んで見てますます好きになってしまった。
涼宮ハルヒシリーズの文庫は現在、『憂鬱』、『溜息』、『退屈』、『消失』、『暴走』、『動揺』、『陰謀』、『憤慨』、『分裂』の9冊が発刊されている。『憂鬱』以降は、SF的設定を下地にしながら、ミステリー的なお話や、学園ストーリー色の濃いお話もあったりで、バラエティに富んでいる。いや、掛け値なく、面白いわ。
作者のプロフィールを見ると、自分とほぼ同年代なので何か通じるものがあるのかもな。
涼宮ハルヒシリーズは、意味深な伏線を張って続巻に期待を抱かせる部分があるものの、基本的にはその巻のエピソードはその巻で完結している。でも、最新刊の『分裂』はストーリー的に次巻の『驚愕』と上下巻セットとなっているらしい。『分裂』の最後に「驚愕につづく」と書いてあって、まさに驚愕してしまったよ(笑)。
その『驚愕』だが、なんと去年の6月に発売予定だったのが、どういう理由からか、ずーーーっと発売延期になっている。現時点でも発売日未定のままだ。延期の理由をとやかく言及するつもりはないが、一読者として言わせてもらうと、「つづく」としておいて、発売日もいちおう決まってたのに無期延期は辛い。つい最近読んだ私でもめっちゃ続きが気になるのに、『分裂』を発売日にゲットした読者の一日千秋の思いはいかほどのものか。
ていうか、長門を寝込ませたまま何ヶ月放っておくんだよ!(笑)
まあ、それはともかく、今回は『涼宮ハルヒの驚愕』の早期発刊を願ってこの記事を書いた次第だ。
新刊を待ち望んでいるのは何も10代の若者ばかりじゃないんだぜ。谷川先生、頑張って~。
参考リンク:
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200603-04/
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200603-04/info070514.html


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